都市環境学科学生による「グラウンドまもり隊」が3年ぶりに出動しました
本学では、都市環境学科の学生が中心となって、札幌市手稲区内の小学校のグラウンド整備ボランティアを行う団体「グラウンドまもり隊」が3年ぶりに活動を再開しました。
「グラウンドまもり隊」は2016年より大学周辺の小学校を対象として、運動会のための防塵剤(塩化カルシウム)散布や運動会当日のお手伝いなどの活動を行ってきました。
新型コロナウイルス感染症の影響で、2020年、2021年と活動ができませんでしたが、今年は3年ぶりに活動することとなりました。
本TOPICSでは、手稲鉄北小学校で行われた活動の様子をお伝えします。
そもそもどうして塩化カルシウムをグラウンドに撒くの?

塩化カルシウムは空中の水分を吸収し、表土の湿度を保ちます。
そのため、砂埃が舞うことを軽減することができます。
この日は都市環境学科の1年生と4年生が手稲鉄北小学校に集まりました。
作業に先立って4年生から作業手順について説明があり、その後全員でグラウンド全体に塩化カルシウムを撒きました。


私も袋を持ってみましたが、一袋だけでもかなり重いです。
その袋を80袋分、7000㎡ほどの広さのあるグラウンドにスコップで撒きます。
当日は強風でしたが、都市環境学科の学生が力強くスコップで塩化カルシウムを撒いていました。


都市環境学科4年生の井口さんは
「小学校の方々から感謝の言葉を貰うととても嬉しいし、とてもやりがいを感じます。コロナ禍で2年間活動ができなくて、作業内容を知っているのが4年生だけなので、作業を引き継ぐことができるという意味でも今年実施できてよかったです。」
と語ってくれました。


また、手稲鉄北小学校の及川教頭先生は
「塩化カルシウム散布作業は重労働のため、たくさんの学生に協力してもらえるのは大変ありがたい。」
と仰っていました。
グラウンド守り隊は2022年度に、手稲鉄北小学校のほかに、手稲山口小学校、新陵東小学校、前田中央小学校、手稲中央小学校、前田小学校、西宮の沢小学校、稲穂小学校に出動しました。

都市環境学科の皆さん、お疲れ様でした!
興味を持ったら・・・
この記事をSNSでシェア