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お知らせ

モンゴル技術者研修の一環として都市環境学科の教員が講義を行いました

2022年10月25日(月)、都市環境学科の亀山 修一教授がモンゴル技術者研修の一環として講義を行いました。

この研修は、独立行政法人国際協力機構(JICA)の取り組みである「モンゴルの気候条件に適した道路舗装技術能力向上プロジェクト」における第2回本邦研修として実施されたものです。

舗装道路に関連した予算・技術基準・研究開発・現場施工・品質管理等の参考となる知見を得ることを目的に、約10日間にわたってモンゴルの技術者が舗装に関する講義や研究所等の見学を日本で行っています。

この日は10名の研修員が本学を訪れ、亀山教授による「北海道における道路舗装維持管理」と、川端教授による「北海道における凍上対策工法」の2つの講義を受講しました。

亀山教授の講義では、日本や北海道における道路舗装の現状や舗装路面の点検方法などについて、スライドを用いてわかりやすく解説しました。

川端教授の講義では、凍上現象について実際の写真や動画を用いた解説や、1950年代から始まる北海道の道路における凍上対策などについて詳しくお話しがありました。

受講者のみなさんは、熱心に講義に耳を傾けおり活発な質疑応答もありました。今回の研修で学んだ内容を、厳しい気候条件のモンゴル国での道路舗装技術向上に活かしていただければと思います。