人間社会学科 社会学専攻2・3年合同「ていねさくらフィールドワーク」を実施しました

現地・野外調査「ていねさくらフィールドワーク」を行いました。
2024年5月2日(木)、人間社会学科社会学専攻の2・3年17名が、手稲区内のまちづくりの取り組みを知るための現地・野外調査「ていねさくらフィールドワーク」を行いました。
2学年合同で行われた演習科目(2年「人間社会基盤研究」、3年「人間社会課題研究Ⅰ」)では、社会学に関わる学びや研究の一環として、今回は身近な地域である手稲区を対象地域に演習を実施しています。
軽川河川敷、旧軽川緑地、前田公園など桜を巡るフィールドワーク
フィールドワーク当日は、例年よりも早い桜前線の北上でややピークを過ぎてしまっていましたが、手稲区内の「さくら」にまつわる2事例を中心に聞き取り調査を行いました。まずはJR手稲駅を出発後、桜並木で知られる軽川(がるがわ)河川敷を実際に歩きました。軽川河川敷には、5月の子どもの日に合わせて川を縦断するようにこいのぼりがあげられることでも知られており、桜並木保全やそれらの取り組みをされている団体「軽川と桜並木を育てる会」の菊地会長からお話をお伺いしました。


その後、札幌市手稲区土木部が新たに作成した「ていねさくらマップ」を片手に、旧軽川緑地、前田公園、手稲土功川沿いなどの桜を鑑賞しながら、公園や街並み、史跡の調査を行いました。
今回活用した「ていねさくらマップ」は、手稲区内の各公園等を管理している、札幌市手稲区土木部維持管理課公園緑化係の職員の方が手掛けたことから、職場にお伺いし担当の岡崎さんからお話をお伺いしました。

成果報告は5月25日のオープンキャンパスで実施
今回のフィールドワークの成果報告は、2024年5月25日(土)のオープンキャンパスでパネル展示等で行う予定です。人間社会学科の社会学専攻の学生一人ひとりが、どのような視点でフィールドワークし考察をしたか、ぜひオープンキャンパスでご覧ください。
みなさまのお越しをお待ちしています。
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