第7回工大サミットに参加しました
11月30日(土)、神奈川工科大学において「第7回工大サミット」が開催されました。


当日は、官公庁、企業関係者や大学関係者など約250名(オンライン視聴含む)の参加がありました。
今回のサミットは「工業高校と工業大学の未来」をテーマに行われ、はじめに今年度の幹事校である神奈川工科大学の小宮一三学長と文部科学省高等教育局専門教育課 科学・技術教育係長の澤田和輝氏より挨拶がありました。
基調講演・学長パネルディスカッション
冒頭に公益社団法人全国工業高等学校校長協会の守屋文俊理事長より「全国の工業高等学校の現状と課題」と題して基調講演があり、その後、「工業高校と工業大学の未来」をテーマに各大学の学長によるパネルディスカッションが行われました。
本学の川上学長は、本学における工業高校からの入学動向や近年の高大連携事業など工業高校に関する実績について紹介し、加えて道内の公立工業高校の教員(担当教科 工業・情報)のうち約4割が本学出身者であることや小中高生向けに実験・体験講座を多数開催するなど工学分野の発展に貢献していることも説明されました。


分科会
2つのテーマで分科会が開催されました。
テーマAでは「工業教育の未来」として、各大学の学生が自身の経験や展望について発表し、テーマに沿った意見交換が行われました。
テーマBでは「工業教育の質保証」として、工業大学と工業高校それぞれから取り組み事例について発表がされました。
分科会Aでは、機械工学科4年 栗谷川宙さんが「工業高校の基礎から大学工学部の実践と理論の学び~工業高校教員を目指して~」というテーマで、工業高校での学びと大学での学び、卒業後採用となる工業高校教員としての抱負について堂々と発表されました。


学生交流イベントで本学学生が優勝!
工大サミットプレイベントとしてeスポーツによる学生交流イベントが行われ、本学からはe-sports部4名が団体戦、個人戦にそれぞれ参加しました。
大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL個人戦では診療放射線学科1年黒川晃生さんが見事優勝しました!
イベント終了後もeスポーツを通じて参加大学の学生達は交流を深めていました。

サミットの最後には、来年度の「第8回工大サミット」幹事校となる福井工業大学の掛下知行学長がクロージングセッションで挨拶し、閉会となりました。
工大サミットとは
工業立国を支える人材育成に対する工科系大学としての使命と、ボーダレス化の進展する世の中で、イノベーションを創出し、グローバルな環境で活躍できる人材育成を共通課題とし、各大学の人的・物的資源の情報共有と、相互の連携・協力による理工系高等教育の更なる活性化を目指して、2017年3月に設立されました。
本学は2022年度より加盟し、学長・教職員・大学院生・学部生がパネルディスカッション、ワークショップ等を通して他大学と交流を深めています。
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