本学卒業生が一般財団法人日本気象協会 北海道支社長に就任されました
下記のとおり、本学卒業生が一般財団法人日本気象協会 北海道支社長に就任されましたので、ご紹介いたします。
川上 俊一 氏
(1993年3月 北海道工業大学 工学部建築学科卒業、
1995年3月 北海道工業大学大学院 建築工学専攻修士課程修了)
2021年7月、気象・環境・防災などに関わる調査解析や情報提供を行う、一般財団法人日本気象協会の北海道支社長に就任。
一般財団法人日本気象協会のホームページ
日本気象協会が提供する天気予報専門メディア「tenki.jp」
川上さんに聞きました。
1)大学時代のエピソードなどを教えてください。
『雪は天から送られた手紙である』
この言葉は、雪氷科学者中谷宇吉郎氏の著書に書かれており、恩師の苫米地理事長から教えてもらい、私が「雪氷」分野に関わるきっかけとなった大切な言葉です。ゼミ時代は、「つどーむ」や「札幌ドーム」の建設に向け、吹きだまりの影響を受けない配置計画の検討を目的に、実験室に泊まり込みながら風洞実験に明け暮れる日々でした。結果の取りまとめは大変でしたが、全国の学会で発表するたびに、現地の美味しいお酒と食事を楽しんでいたことがとても印象深いです。最高の同期・先輩と先生に恵まれたゼミ生活3年間でした。
2)仕事をする上で大切にしていることは何ですか?
“何事にも意欲的かつ積極的”に取り組むことを大切にしています。組織には、専門知識の優れた人、専門技術のある人、さまざまな人が存在します。その中で、やりぬくには、人が嫌がる仕事にも前向きに取り組むことが大事です。必ず、財産となり自身の成長に活かされます。さらに、思考力や視野を広くするためには、外部の人との繋がりも大切しています。
3)最後に本学の学生にメッセージをお願いいたします。
COVID-19により世界は大きく変わりました。社会情勢の変化に乗り遅れず、柔軟に対応できる力(判断力・行動力)と最後までやりぬく力を身につけてください。この力があれば、皆さんの力を必要とする企業で必ず活躍できるはずです。皆さんの今後の頑張りに期待してます。
川上さん、ありがとうございました。
益々のご活躍をご祈念申し上げます。
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