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感染症対策を踏まえた冬季避難所訓練・演習を実施しました

2020年12月12日(土)に、本学にて感染症対策を踏まえた冬季避難所運営訓練・演習を行いました。

 

この訓練は、看護学科の久賀久美子准教授が代表を務める+PITプロジェクト「Make a Safe area (MaSa)」が、工学系及び医療系の学科を有する本学において、要支援者にも対応可能な避難所づくりを目指し企画したものです。

昨年度に引き続き厳冬期における災害を想定した訓練が実施され、参加した学生・教職員は訓練の2週間前から検温の実施や体調管理をするなど、新型コロナウイルス感染症対策にも配慮しました。

 

はじめに看護学科の石川幸司講師による感染防止用ガウンの着脱方法等について実演を交えながら解説があり、参加者全員が体験しました。

その後、厳冬期に震度6強の地震が発生し、札幌市全域においてライフライン(電気・ガス・水道)が断たれたという想定で、避難所開設訓練が開始されました。

訓練では、検温後に避難者の受付を行い、発熱者や濃厚接触者は別ルートで避難所に入館するなど、新型コロナウイルス感染症対策を講じた避難所開設の手順について確認しました。

更に、避難所開設後はトイレへの誘導や避難者からの要望に対する対応などをブラインド訓練(対応者には避難者の設定を知らせない)で行い、実災害を想定して実施しました。

 

 

 

 

 

 

 

また、医療系・工学系の教員が中心となり、学生と協力しながら、避難者の検温や避難所の環境測定を行うなどの各種演習も訓練と平行して行われ、今後より良い避難所を運営できるよう、データ収集や演習を実施しました。

 

 

 

本学は、地域貢献をブランドビジョンに掲げています。

札幌市の指定緊急避難場所兼指定避難所(基幹)にも指定されており、今後も地域防災の1つの拠点として貢献できるよう、教職員一同、更なる知識・技術の取得などに努めて参ります。

興味を持ったら・・・
+PIT「Make a Safe area (MaSa)」 久賀久美子先生 石川幸司先生 看護学科