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看護学科の教員による研究がノーステック財団「医療機関ニーズ対応型開発補助金」に採択されました

2019年12月4日

公益財団法人 北海道科学技術振興センター(ノーステック財団)の「医療機関ニーズ対応型開発補助金」に、看護学科の林裕子教授、宮田久美子准教授、久保田直子講師による共同研究「自力で座位を保持し寝たきりを予防するコンパクト端座位補助具の開発」(代表企業:株式会社特殊衣料、協力医療機関:一般財団法人札幌同交会病院)が採択となりました。

 

これまでも他動的に患者を端座位にする補助具として、背面開放座位保持具が製品化されています。これらは体幹を器具で固定し、直立の端座位姿勢を他動的にとることを目的としており、患者を安全に端座位にすることに有用です。しかし、座位時の揺れによる姿勢制御機能の活発化や、自力で体幹を垂直位に保つことで生じる筋活動の向上は目的とされていないことから、座位の自立を目的とした端座位の介入とは一線を画します。さらに器具が大きいため、設置する場所や人員の確保、収納の課題があり、導入には至らない医療施設が多いです。

また、「座位補助クッション」や「リクライニング椅子」などは、強制的に骨盤が後屈位し、背部を後方に傾斜させた座位であるため臀部や背部が固定され安定感のある座位が可能ですが、その安定性のために身体や上肢の自由な可動を制限しており、自ら生活行動をとることを不自由としている課題があります。

 

 

以上のことから本研究は、疾患や加齢に起因して可動性が低下した患者が自力で座位を保持し、自由な身体の動きを可能にし、さらに次のステップとしての立位や歩行ができる身体づくりを可能にする端座位補助具でありながら、医療施設において少数の看護師らでも設置や使用が容易で、収納や持ち運びも簡易でコンパクトな補助具を開発を目的とします。この端座位補助具の発想は、これまでになく独創的で革新的であり、このことは医療施設における端座位の介入を容易にし、患者が自立した生活行動を再獲得することに寄与します。

 

 

 

本研究にぜひご期待ください。

興味を持ったら・・・
林裕子先生 宮田久美子先生 久保田直子先生 看護学科 

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