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本学臨床工学科の相川武司助教の研究がノーステック財団「札幌ライフサイエンス産業活性化事業(事業化支援補助金)」に採択されました

公益財団法人 北海道科学技術振興センター(ノーステック財団)の「札幌ライフサイエンス産業活性化事業(事業化支援補助金)」に本学臨床工学科の相川武司助教の研究が採択となりました。

 

本研究では、抗がん剤投与による化学療法時に発生する抗がん剤の血管外漏出を防ぐことで、治療技術の向上を目指します。

 

抗がん剤の静脈投与による化学療法では抗がん剤の血管外漏出により局所の壊死が発生します。血管外漏出が起きると、激しい疼痛や潰瘍による身体的、精神的苦痛からQOL(Quality of Life)が低下したり、感染を起こしたりすることもあります。現在のところ、この血管外漏出を検知する技術は開発されておりません。

相川助教は「抗がん剤静脈投与による血管外漏出検知装置の試作開発」をテーマに、空圧センサ技術から抗がん剤投与中の静脈圧変動解析を行うことで、リアルタイムに血管外漏出を検知する装置の開発を株式会社 メディカルプロジェクトと共同し目指します。

 

相川助教の研究にぜひご期待ください。

興味を持ったら・・・
相川武司先生 臨床工学科