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過去のお知らせ

北海道科学大学公開講座を開催しました

平成30年12月13日(木)16時30分から、北海道科学大学講義棟(A棟)A106講義室において、公開講座を開催しました。

 

この公開講座は、株式会社 北海道二十一世紀総合研究所顧問の横内龍三氏をお招きして「北海道における人口減少下の『地方創生』」をテーマとして行ったもので、一般の方、学生、教職員合わせて114名の方が聴講しました。

 

 

北海道が抱える諸問題(人口減少、少子高齢化、エネルギー問題、インフラ整備、公共交通の維持、空港民営など)についてグラフ等を用いて具体的に紹介があり、特に北海道は出生率が日本の他の地域と比べて低いため、少子高齢化については10年程度速いスピードで進んでいるとお話がありました。

今後の北海道の地方創生のためには第1次産業である食と、第3次産業である観光が軸であることが示され、北海道ならではの魅力を、国内外に対して発信していくことの重要性について説明がありました。

また講座終盤には、地球の北側を経由する北極海航路について紹介があり、今後、もし北極海航路が開通し北海道の港がハブとして機能した場合、経済に大きな恩恵があるという、未来に希望をもたらすお話で締められました。

 

 

講座終了後には積極的な質問があり、地方創生に対して高い関心があることが伺えました。

 

次回は、平成30年12月17日(月) 13時よりA棟 A308講義室において、全学共通教育部の出口寿久教授による公開講座「地方創生に求められる地域づくり」を開催いたします。