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人間社会学科で姥神さん(江差姥神大神宮渡御祭)の山車巡行支援による地域交流研修を実施しました

「江差姥神大神宮渡御祭(えさしうばがみだいじんぐうとぎょさい)」は、その年のニシン漁を終え、豊漁に感謝を込めて行われるお祭りで、起源は370年以上前にさかのぼる北海道最古のお祭りです。毎年8月9日~11日の3日間、宝暦年間(1751年~1764年)に作られた神功山をはじめとする、武者人形、能楽人形、文楽人形、歌舞伎人形などを配した歴史ある豪華な13台の山車が、吹き流しや錦の御旗をひるがえし、祇園囃子の調べにのって町内をにぎにぎしく練り歩きます。

人間社会学科の濱谷ゼミは、このお祭りを支援する活動を14年間続けており、今年は8月10日~11日の1泊2日で参加してきました。支援する中歌町地区の"蛭子山"は今年107年ぶりに新調され、その山車を引くお手伝いはもちろん、町内の若衆と一緒に家々を巡りご祝儀をいただく仕事などを担当しました。この活動は、歴史と文化を活かし、景観に配慮する街並みづくりを実践している江差町のまちづくりの持続性を、町民のみなさんとの交流から学ぶ研修でもあります。学生たちは、毎年このフィールドワークを経て見違えるほど成長します。

 

 

 

 

興味を持ったら・・・
人間社会学科 濱谷雅弘先生