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過去のお知らせ

人間社会学科「社会調査論」特別講演会を実施しました

平成30年7月10日(火)、人間社会学科「社会調査論」(担当:梶谷崇教授)の授業で、外部講師の方をお招きして特別授業を行いました。

 

講演会では、地方史研究家の山本竜也氏をお招きし、この科目を履修する経営学専攻・社会学専攻の1年生が熱心に受講しました。

山本氏は個人で南後志地域の歴史の調査を長年続けられ、『南後志に生きる』(2016)や『寿都歴史写真集』(2018)など、多くの著作を世に出されています。

 

授業では調査を始めたきっかけに始まり、実際の取材の流れ、インタビューの様子、事前事後の調査、文章のまとめ方、そして出版の方法まで、一連の流れを説明していただきました。

今回は山本氏の実際の取材ノートを見せていただいたり、インタビューにたどり着くまでのプロセスや図書館での調査の話をしていただいたり、実体験に基づく話であったためか、学生はいつにも増して興味深く聞いており、質問タイムでは複数人から続けて質問がありました。

 

 

受講後の感想文には、「自分もインタビュー調査をやってみたい」、「北海道の地方の歴史に関心を持った」といった内容も見られました。

授業で学んだことを今後の研究につなげていってもらいたいと思います。

興味を持ったら・・・
梶谷 崇先生  人間社会学科