北方地域社会研究所(RINC)の公開講座を開催しました
平成29年12月15日(金)、本学研究ブランディング事業の一環で、北海道薬科大学共用講義棟(A棟)A308講義室において、第3回公開講座 北方地域社会フォーラム「地域資源を活用した地域活性化への道筋-第三セクター鉄道の展開-」を開催しました。
本フォーラムは、北方地域社会研究所の研究計画や研究所員を学内外の関係者・関係団体、地域の方々に広く知ってもらうとともに、地域における大学の役割や連携のあり方について参加者と議論し、理解を深めることを目的に、文部科学省の「地(知)の拠点大学による地方創生推進事業(COC+事業)」の一環として行ったものです。
はじめに鈴木和彦副学長から挨拶があり、続いて北方地域社会研究所所長であり電気電子工学科の木村尚仁教授から本研究所と研究活動の紹介がありました。
基調講演では、北海道オプショナルツアーズ(株) 取締役 経営企画部長の永山茂氏を講師に迎え、旅行業を35年行ってきた経験から、道南いさりび鉄道や観光列車ながまれ海峡号などの事例をご紹介いただき、鉄道を基軸とした地方創生についてお話しいただきました。
その後パネルディスカッションを行い、「鉄道が切り開く地域活性化の可能性」について議論されました。
<パネリスト>
・永山 茂氏(北海道オプショナルツアーズ(株) 取締役 経営企画部長)
・渡辺 一史氏(ノンフィクションライター・『北の無人駅から』著者)
・勝又 康郎氏(道南いさりび鉄道(株) 経営企画部専任部長)
・中井 晃氏(山形鉄道(株) 代表取締役社長)
・小幡 知之氏(山形工科短期大学校 学校長・(特)長井まちづくりNPOセンター 代表理事)
・塚越 久美子(北海道科学大学高等教育支援センター 教授・北方地域社会研究所 研究員)
研究ブランディング事業とは、学長のリーダーシップの下、大学の特色ある研究を基軸として、全学的な独自色を大きく打ち出す取り組みを行う私立大学に対し、文部科学省が経常費、設備費、施設費が一体として重点的に支援するものです。
研究ブランディング事業 北方地域社会研究所 鈴木和彦副学長 木村尚仁先生 塚越久美子先生 |
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