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平成29年9月19日

天使大学との連携公開講座で本学教員が講演しました

※こちらの記事は、北海道薬科大学(2018年、北海道科学大学と統合)HPに掲載された内容です。

 

 平成29年9月14日(木)に、天使大学・北海道薬科大学連携公開講座「いのちみつめて」(全5回)の第4回目を天使大学にて開催し、47名が参加しました。本連携公開講座は、道民カレッジの「健康・スポーツコース」に属する連携講座としております。
 今回の講座では本学の社会薬学系地域医療薬学分野の古田精一教授が「超高齢社会と在宅医療」と題して、人口減少でこれから私たちが直面する問題として少子高齢化が進む現状を説明し、高齢化問題は都市部の問題となることを説明しました。病床数の減少にともない在宅医療や介護の需要の増大に対応するための、高齢化医療における薬剤師の取り組みを紹介し、今後は、高齢者が人生の最後まで住み慣れた地域で自分らしい暮らしを続けるために必要な支援体制である「地域包括ケア」構築が進められていること、薬局もかかりつけ薬剤師・薬局として、健康サポート機能、服薬情報の一元的・継続的把握、24時間対応・在宅対応や医療機関との連携などに取り組んでいることを解説しました。参加者から熱心な質問があり、高齢社会の問題に身近に接する市民の真剣さが感じられました。