第6回病態・薬物治療フォローアップ講座を開催しました

※こちらの記事は、北海道薬科大学(2018年、北海道科学大学と統合)HPに掲載された内容です。

　平成29年3月4日（土）に、北海道薬科大学サテライトキャンパスにおいて、今年度第6回目の病態・薬物治療フォローアップ講座を開催しました。受講者は、会場39名、ネット93名でした。

　今回の講座は「緩和領域」をテーマとし、札幌厚生病院緩和ケアセンター長の福原敬先生と札幌厚生病院薬剤部の桂川みき先生が講演しました。講演では、疼痛の機序とコントロール、及び薬物療法（非オピオイド、オピオイドによる治療薬の特徴、レスキュー方法、副作用、オピオイドスイッチング、鎮痛補助薬）について、トピック毎に医師と薬剤師が、各々の立場から交互に解説しました。また途中、病態や薬理作用を考慮した治療薬の使い分けと適応についての詳説を交え、最後に、緩和ケアチームの介入事例についても紹介しました。