都市環境学科主催の第2回公開講座を開催しました

平成28年6月30日(木)、 北海道薬科大学共用講義棟(A棟)A106講義室において、一般の方および学生を対象に、都市環境学科主催の第2回公開講座を開催しました。

 

「自然との調和、知床世界自然遺産」をテーマに、本学客員教授の増田泰先生を講師としてお招きしました。

 

 

知床の自然環境の保全・管理に関わる先駆的な活動について、新聞や雑誌では見ることのできない数多くの現場で撮られた写真を交えてお話いただきました。

 

樹皮を食べるエゾシカに対しては樹皮ネットで木を守り、若木の成長を妨げる強風に対しては防風柵を作るなど、知床では森を守るさまざまな活動が行われています。ヒグマやシマリスなどの行動習性によって、木の実などの栄養源が運ばれ、やがて若葉が育つというサイクルが森をつくるというお話があり、森づくりは人間だけではなく、さまざまな生き物たちが織り成す命の集合体で形づくられるとのことでした。

 

 

参加者は一般の方28名、都市環境学科学生167名の計195名となりました。

 

今回の講座を通して知床の現状を知り、改めて自然について考える機会になったのではないでしょうか。

 

都市環境学科　　都市環境学科主催第1回公開講座