私立大学等改革総合支援事業に関連する補助事業で新規導入した機器の説明会を開催しました
平成28年3月28日(月)、文部科学省の平成27年度私立大学等改革総合支援事業に関連する補助事業で新規導入した「動画配信システム」と「電子プローブマイクロアナライザー」の説明会を開催しました。
G104講義室では、文部科学省「平成27年度私立大学等教育研究活性化設備整備事業」で導入した「動画配信システム」のALF Learning システムの機能についての説明会が行われ、78名の教職員が参加しました。
このシステムは、本学で利用中の学習支援システムにおけるデジタルコンテンツ処理機能の改善を図り、予習・授業・復習環境の充実、多様な教材コンテンツ提供による学修支援、さらに学習状況の把握と分析および学修指導へのフィードバックを推進することを目的に導入されたものです。ライブで配信される動画を視聴しながら双方向授業を受講できる「生授業」や、映像化された授業を見ながら、いつでもどこでも好きな時に学ぶことができる「ビデオ授業」、デジタルデータの教科書や参考図書などを閲覧でき、文字に紐づけられた動画の視聴・辞書・google検索・メモ機能などを利用して自習することができる「図書室」などの機能があり、今後、このシステムを用いて、多くのデジタルコンテンツが講義や実験で活用されることが期待されます。
G206講義室では、文部科学省「平成27年度私立大学等教育研究施設整備費補助金」で購入した「電子プローブマイクロアナライザー装置」の導入説明会が行われ、50名の教職員が参加し、その後の見学会には46名の方々が参加しました。
この装置は、各種材料を評価の対象とし、オートファインコータおよびクロスセクションポリッシャを用いていずれも高い断面品質を実現できます。
また、予備観察走査型電子顕微鏡による高画質な微細組織観察と迅速な元素分析に加え、EPMAでは最高の精度で微量濃度元素の定量分析が可能で、この装置を有効利用することにより、積雪あるいは夏季と冬季の温度差で生じた建築部材の腐食および防食など、北海道特有の地域課題を解決することも期待されます。
【電子プローブマイクロアナライザー装置の構成】
電子プローブマイクロアナライザー本体(EPMA)
JXA-8230 予備観察走査型電子顕微鏡(SEM) JSM-IT300LA
オートファインコータ(AFC) JEC-3000FC
クロスセクションポリッシャ(CP) IB-19510CP
電子プローブマイクロアナライザー装置に関する技術相談や受託研究のお申し出につきましては、
北海道科学大学 教育研究推進課 研究推進係までご連絡ください。
(TEL:011-688-2241 Email:kenkyu☆hus.ac.jp)
※メールを送る際はお手数ですが☆を半角の@に変えてお送りください。
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