
FACULTY

情報工学科

高校時代は硬式野球部に所属し、野球に打ち込む毎日を送っていました。
一方で、家業である株式会社北海ビデオが、視聴覚設備や教育用システム(CALL)を手がける会社だったことから、「これからは情報技術が社会を支える時代になる」と感じていました。
スポーツを通じて培った粘り強さや挑戦する姿勢に、情報技術という異分野の専門性を掛け合わせることで、新しい価値を生み出したい――そう考え、本学の情報ネットワーク工学科(現:情報工学科)への進学を決めました。
また、父が本学の卒業生であったことから、以前より大学に親しみを感じていたことも、進学を後押しした大きな理由の一つです。
現在は、映像・音響・コンピュータ・ネットワーク・アプリケーションなど、複数の技術を組み合わせた「複合システム」のソリューション提案営業を担当しています。
お客様の課題や目的を丁寧にヒアリングし、教育機関や企業、公共施設といったさまざまな現場に最適な視聴覚・ICTシステムを、提案から設計、導入、保守まで一貫して支援しています。
仕事で一番うれしい瞬間は、信頼できる仲間と力を合わせ、お客様のために真剣に考えた提案を喜んでいただけたときです。
チームで協力し、一人ではできない仕事を形にできたときに、この仕事ならではのやりがいを感じます。
特に印象に残っているのが、コロナ禍において、母校である北海道科学大学の講義用システム運用に携わった経験です。
学生の学びを止めないために、最適な環境を仲間と検討し、提案から導入までを行いました。講義が無事に実施されたときには、大きな達成感を得ました。
人と人との信頼関係の中で技術が価値として活きる、その瞬間に立ち会えることが、この仕事の何よりの喜びです。
学生時代に学んだ環境を、今度は提供する立場として支えることで、「学びが社会につながり、再び大学へと還ってくる」——そんな実感を持ちながら、日々の仕事に取り組んでいます。

北海道科学大学では、情報技術の基礎を体系的に学ぶことができました。
授業や実習を通して理解を深める中で、「技術が本当に好きな人たちには、純粋な技術力ではかなわない」と感じる場面もありました。その気づきから、私は技術そのものを極めるよりも、技術を理解したうえで人に分かりやすく伝え、価値として届ける「提案営業」という役割が自分に向いていると考えるようになりました。
学生時代は、学業に加えて硬式野球部の活動やアルバイトなど、忙しい毎日を送っていました。決して楽ではありませんでしたが、その中で身についた体力や粘り強さ、最後までやり切る力は、社会人になった今も大きな武器になっています。
こうした大学での学びと経験があったからこそ、卒業後は東京の大手SIerで働く機会を得ることができ、現場でも成果を出すことができました。
そして現在は、自信を持って家業である会社を継ぐ準備ができていると感じています。

休日は、アウトドアや自然の中で過ごすことが多いです。
子どもと一緒に長野県の北アルプスへ出かけたり、地域活動の一環として、地元・当別町のお祭りで太鼓を叩いたりと、自然や地域とのつながりを大切にしています。
こうした時間は、仕事のリフレッシュになるだけでなく、新しい発想を生み出すきっかけにもなっています。
その延長として、現在会社で取り組んでいるのが、当別町の廃校を活用した拠点づくり「しりぽっけ|Sir popke」です。
自然の中で人が集い、学びや交流が生まれる場所を目指し、仕事とプライベート、そして地域との関わりが無理なくつながる取り組みを進めています。


これからの目標は、北海ビデオを「北海道になくてはならない企業」に成長させていくことです。
地元企業としての誇りを大切にしながら、社会に役立つ価値を生み出し、その成果を社員や地域、そして教育分野へと還元していきたいと考えています。
そのためには、時代の変化に柔軟に対応し、強さとしなやかさをあわせ持つ組織であることが欠かせません。技術や事業だけでなく、人やチームの力を大切にしながら、長く成長し続ける会社を目指していきます。
社員や関係する皆さま、そして母校である北海道科学大学とも連携しながら、これからも共に歩み、挑戦を続けていきたいと思います。
北海道科学大学は、在学生はもちろん、卒業生も大切にしてくれる大学です。
専門的な技術を学べるだけでなく、人としても大きく成長できる場所だと感じています。
ぜひこの大学で学び、自分の可能性を広げてください。
いつか社会で、そして仕事の現場で一緒に活躍できる日を楽しみにしています。
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