FACULTY
都市環境学科
高校2年生の時に参加したオープンキャンパスで、都市環境学科のブースに立ち寄った際に、日常生活で何気なく利用している道路や橋などのインフラが、実は社会を支える重要な要素であることに気づき、その仕組みに強く魅力を感じました。
また、実際に社会で必要となるソフトや知識を学べること、現場見学などのフィールドワークが充実していることにも魅力を感じ、都市環境学科への進学を決意しました。
私は、災害を未然に防ぐための点検や設計を通じて、地域社会の安全を守る仕事に携わっています。
主に北海道内のトンネルや擁壁などの道路構造物の点検を行い、変状が確認された場合にはその原因を特定し、効果的な対策を提案しています。設計業務では、調査・解析を通じて老朽化の原因を把握し、維持管理や補修に関する検討を行っています。
これにより、道路の安全性を確保し、災害に強いインフラを作ることで、地域社会に貢献しています。
授業や先生方との雑談を通じて、業界の知識や日常生活に役立つ情報を得る機会が多くありました。
その中でも特に、ゼミ活動で「相手に伝わる資料作り」を教わったことが、今も役立っています。文字の大きさや字体を統一するなど、情報を分かりやすく、かつ正確に伝えることは、社会人として欠かせないスキルだと実感しています。
在学中からその重要性を意識できたことは、非常に貴重な経験だと感じています。
私はお笑いが好きで、大学時代の限られた時間を活用して、さまざまなお笑いライブに足を運んでいました。
勉強とはかけ離れていますが、好きな芸人さんのパフォーマンスを間近で見て楽しむことで、これからも頑張ろうという気持ちになれたり、言葉の引き出しも少しは増えたように感じています(笑)
私の仕事は、一見すると目立たない仕事ですが、地域社会の基盤を支える重要な役割を担っていると感じています。
道路やトンネルなどの社会インフラは、日常生活の中で意識されることは少ないかもしれませんが、私たちの生活には欠かせない存在です。これらのインフラを、高い専門技術を駆使して守ることで、地域住民が安全で快適に暮らせるようサポートできることが、この仕事のやりがいだと考えています。
休日はひとりで映画を観に行ったり、友達と遊んだりすることが多いです。
最近は、47都道府県を制覇することを目標に、少しずつ旅行を楽しんでいます!
行きたい場所を巡ることで、新たな発見や視野が広がったりするだけでなく、リフレッシュにもなっています。
今後の目標は、技術士資格の取得です。
この目標に向けて、実務経験と専門知識を深めるとともに、リスクを的確に把握するための「問題発見力」と、問題を迅速に解決するための「行動力」を、点検・設計業務等を通じて少しずつ習得していきたいと考えています。
さらに、災害に直結する気象についての理解も深め、災害の前兆や発生後の要因を素早く把握し、的確な防災対策を講じる力を養っていきたいです。これらの知識と技術を活かして、自然災害から地域を守る環境を整備し、地域住民や次世代の人々が「このまちが大好き」「大人になってからも地元で暮らしたい」と思えるようなまちづくりに貢献していきたいと思います。
外に出てみると、私たちの身の回りには「土木」に関わるものがたくさんあります。
普段歩いている道路や橋、トンネルなど、人々の安全を守る仕事があるということを知っていただけたら嬉しいです。
この仕事は「土木」のほんの一部分に過ぎませんが、他にもさまざまな分野があるので、「土木」という仕事に少しでも魅力を感じたら、ぜひ都市環境学科について調べてみてくださいね!
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