FACULTY
建築学科
2つ上の兄が小さい頃から建築に興味があり、先に道工大へ進学したため。私自身も物造りに興味はあり、小さい頃から将来は大工になりたいと言っていたようですが、何をするにもずっと兄の追っかけをしていた事もあって、兄が野球を始めたからじゃあ私も、道工大へ進学したからじゃあ私も、というのが進学を決めたきっかけです。
建築系の現場監督として勤務。建築現場の運営、設計図、施工図、各製作図面チェックから、工程管理、安全管理、品質管理、原価管理等、業務は多岐にわたります。
コミュニケーション力。
学生の頃は少林寺拳法部に所属し、部活動で他大学との交流が非常に多く、道内に留まらず、多方面に友人ができました。ほぼ単身で他大学へ積極的に交流していた事もあり、自然とコミュニケーション力が備わったと思います。
現場監督という仕事は、職人へ指示し、確認し、図面通りに施工が成されているか監理する仕事のため、コミュニケーション力がとても重要となってくると思います。我々は職人へ指示して、人を動かす立場である事から、伝え方ひとつで伝わり方も変わり、出来上がりも変わってしまいます。双方の思いが合致し、気持ちよく仕事をする事ができれば、必然と良い建物になる!と思いながら仕事をしています。
自分が施工した建物が形として残ること。
実際に購入されたお客様から、内覧時に「良い方に建てて貰えて本当に良かった。出来栄えも素晴らしいです。」と言われた際は、今までの苦労が報われた気持ちになりました。
引渡し直前には、自分の家族にも現場を案内し、私がやっている仕事を見てもらい、体感し、評価して貰える部分はやりがいしか感じない。ただ、そこまで辿り着くためには、本当に蛇腹の道であること。それを乗り越えた者にしか、この達成感は味わう事はできないと思います。
今後の目標は明確にはありません。
悲しい事に職人は減り続けていますが、反比例して建築という仕事が無くなる訳ではない。厳しい仕事であるからこそ、やり遂げた時の達成感は計り知れません。
これからの世代へ、物造りの楽しさを知ってもらうきっかけになる存在になれればと思う。そして、エンドユーザーから感謝していただける物件を提供できるように、自分にも誇れる仕事をやるだけだと思っています。
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