FACULTY
メディアデザイン学科
工業高校だったので進路決定の時期に就職を考えましたが、大学進学も検討してみようと思い、大学の資料を読み漁り、複数大学のオープンキャンパスを回ってみました。北科大のオープンキャンパスに参加した際に、テレビ番組制作、音楽制作、ゲーム制作など様々なクリエイティブを幅広く学べることや、清潔で充実した校内設備、高い就職率に魅力を感じました。小さい時から絵を描いたり、音楽を作ったりなどの制作作業が好きで、いつかクリエイティブな分野を学んで働きたいと思っていたため、自分にマッチしているのではないかと思い進学を決めました。
主な業務はWEBアプリの開発です。フロントエンドからバックエンド、インフラも少々といったフルスタックエンジニアと呼ばれる業務を担当しております。お客様が抱えている課題を解決すべく、課題調査から新機能の考案、プログラミングの実装までを行っています。
本業のアプリ開発以外のところでは、大学で学んだクリエイティブに関する知識が役に立ちました。最近だとアプリを利用するお客様用のチュートリアル動画を編集しました。詳細な編集スキル自体は業務の中で覚えましたが、大学で様々なクリエイティブに触れた経験があることで、取り組む作業の不明瞭さやハードルが低かったのが役に立ったと思います。
クリエイティブ関係全般を学べたことは良かったですし、中でも特に良かったのはゼミです。私が入ったゼミでは先生から就職活動に関して熱心に指導していただきました。そのおかげもあり、大学3年の半ばには企業研究やインターン参加などを行っており、順調に就職活動を進めていました。
そうした活動をしていく中で、ゼミの先生の薦めもあり出会ったのが現在勤めている日本事務器株式会社です。
2024年で100周年を迎える企業で、ヘルスケア・民間企業・文教など様々な業種にお客様を持つSIerです。私個人としては、福利厚生や新入社員への研修が手厚いのが特徴だと感じています。私の就職活動のテーマとして、社会全体で需要がさらに増えると予想されるIT分野、かつ、会社の雰囲気の良さやワークライフバランスを重視していたため、全て当てはまっている日本事務器に魅力を感じ、入社を決めました。ゼミの先生の指導と薦めがなければ出会ってなかったかもしれないので、とても感謝しています。
クリエイティブなことが好きではありましたが、実はプログラミング自体は大学の授業で触った程度で、理解度・習得度が低く、就職してからちゃんとやっていける自信がありませんでした。私の他にも自信がない未経験の同期も多い中、入社後は充実した研修があったので、初歩から応用までを学べ、基礎を身につけることができました。研修後は本社の開発部門に配属され、現在も携わっているWEBアプリ開発のプロジェクトに入ることになりました。そこでは新しい技術や開発手法を学ぶことができ、技術を習得して駆使することが面白いと思うようになりました。今でもEラーニング制度があるため、新たなスキルアップのために学習することができています。研修や福利厚生の充実を含めて、ワークライフバランスを保ちつつ、新体験・新分野に携われることにやりがいを感じています。
私の職業柄、常に最新の技術動向をキャッチアップすることを求められるのですが、今一番アツいのがAI。現在の業務の中でAIを活用するシーンがあり、作業効率が上がったことを実感しました。技術の進歩が早いため、さらに数年後のトレンドは変わっています。その都度キャッチアップをし、最新技術を駆使して、お客様や社会の課題をより効率的に解決できるエンジニアを目指したいと考えています。
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