FACULTY
卒業生インタビュー
薬学科
背中を押され地元に戻ることを決意。地元に貢献の出来る病院薬剤師に。
- 下間 誉之 さん
- 市立稚内病院 薬局薬剤科 薬剤指導係長 薬学科2016年卒業 北海道稚内高等学校出身
北海道科学大学に進学した理由を教えてください。
知り合いに北海道薬科大卒の方がおり、その方から色々お話を伺っていてイメージがあったのと、一般試験で銭函キャンパスに行ったときに緑が豊かで勉強しやすい環境だなと思い進学しました。
現在の職場、職種を選んだ理由を教えてください。
元々、希望は病院薬剤師でしたが、具体的にどの病院とまでは決めていませんでした。
しかし、5年時の実務実習を札医で受けさせて頂いた折、当時の薬剤部長に地方出身者であれば、是非とも地元に戻って貢献の出来る薬剤師になって欲しいと背中を押され地元に戻ることを決意し、現在の市立稚内病院に勤務することとなりました。
現在の仕事内容を教えてください。
業務は非常に多岐にわたりますが、薬剤指導係長として後進の育成や指導、病棟薬剤師の統括、外来化学療法室での患者指導、注射室の監査・管理、新規業務の計画、地元地域での薬薬連携の立ち上げ等を行っております。
学生時代の活動や学びで、現在、役に立っていることを教えてください。
学生時代は、サークルやバイトで、先輩や後輩と学年を問わず色々な方と交流でき、コミュニケーション能力を養うことが出来ました。コミュニケーション能力がないとこれからの薬剤師は厳しいのでその経験が役に立っていると感じます。
仕事のどこにやりがいを感じますか？それを感じた具体的なエピソードもあればお願いします。
病院薬剤師の業務は非常に多いです。診療報酬の改定も2年ごとにあり、業務内容も変更していくこともあります。その中で、当院でも行える業務等に関して計画・立案・実行等をしてきました。業務を一から作ることの楽しさがやりがいの一つです。
病棟では服薬指導、医師や他職種との連携、外来化学療法中の患者さんへの指導、その中で患者さんやご家族、その他の職種から感謝されることや頼られることがあります。そのような時に医療従事者の1人として医療の一端を担い、薬剤師の存在価値を高められていると感じます。そして私自身、様々な薬剤師認定資格取得等も目指しており、地方でもキャリアアップ出来ることを示すために尽力しております。
今、改めて「自身の出身大学の良さ」とは、どこでしょうか？
入学から卒業まで私の人生では一番濃厚といっても過言ではない時期を過ごした青春でした。先輩や後輩といった縦のつながりが強く、大学を訪問した際には先生方が気さくに話して下さり、気軽に相談にのって頂けるなど温かい所がこの大学の良さです。
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