FACULTY
人間社会学科
北海道工業大学 未来デザイン学部 人間社会学科を卒業し、現在の会社に就職して7年目になります。
広告制作プロダクションの会社で、私は主に映像、TVCMのプロダクション・マネージャーという仕事をしています。
簡単に言うと制作進行というポジションで、映像を制作するにあたり、企画から撮影、編集、仕上げまでに関わるスタッフ、予算、スケジュールを統括しています。
毎回違った人たちとコミュニケーションをとれるところです。
案件によって関わる人たちが変わっていくことが多いので、毎回他の人からの刺激を受けながら仕事をすることが、おもしろくて好きな部分です。
弊社がサントリーグループ会社なので、サントリーのTVCMにも携わっています。
そういった誰もが知っている、一度は見たことある商品のTVCMに携わったことが一番思い出に残っています。
最後試写をする部屋で完成したTVCMを見て、これまでの苦労やグッと込み上げてきたのは今でも覚えています。
仕事をしていて「山田さんと一緒にできてよかった」と言われたことですね。
華やかな業界だなと思いつつ、予算やスケジュール的に厳しい判断をしたり、いろんな人に無茶なお願いをしたり、地道な積み重ねをしている場面が多い仕事だなと思います。
そんな中でも私と仕事をしてくれた人にそう言われると、「やりきってよかったな〜」と。
あとは企画から手がけたTVCMが無事に全国に流れた時です。
半年以上かけて出来上がるものもあるので、「無事に流れた…」と感慨深くなることが多いです。
サークル活動とデザイン会社でのアルバイト経験です。
サークルはビッグバンドサークル(サニーフィールズジャズオーケストラ)に所属していました。
今思えばプロデューサー的な視点がたくさんあったなと思います。
例えば、自分が主導となって学祭などでバンドを組む際に、誰と組むか、どんな曲をどんな編曲で行えばお客さんが楽しんでくれるかと考えながらやっていたので楽しかったですね。
アルバイト先のデザイン会社では、業務外に自身で企画提案をし、WEBサイトを立ち上げさせてもらえたのが一番よかったことだなと思っています。
取材や文章を自分で行なっていたので実践的な経験を経て「とりあえずやってみよう」という自分のマインドの基礎になったなと思います。
学科の授業も楽しかったですが、私の学生生活は、サークル活動とアルバイトがほぼほぼ占めていたなと思います。自分の交友関係がグッと広がりました。
あとは3年生の時ゼミのメンバーで東川町に行ったことも印象に残っています。
梶谷先生に連れて行ってもらい、初めて行った場所でしたが、町の空気やお店がとにかく素敵だったことを覚えています。
社会人になってからもふと思い出す場所なので、今年中にまた行けるといいなと思っています。
大学生は人生のモラトリアムと大人に言われてきて当時はピンときていなかったですが、本当にその通りだったなと思います。
何でも挑戦できる時期だし何もしなくてもいい、本当に好きなことを思うままに経験してほしいなと思います。
今をめいっぱい楽しんでください!
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