FACULTY
情報工学科
小学生の頃からサッカーを続けていたこともあり、進学先はスポーツ系とも迷ったのですが、高校時代、選択科目でプログラミングやWebデザインに触れ興味を持ったこと、また、北科大のオープンキャンパスに参加した時に、学生スタッフのみなさんがものすごく元気で、雰囲気が良く、この大学で学んでみたいと思ったのが進学の理由です。
北科大のオープンキャンパスは学生主体の明るさがとても良くて、それが大学への第一印象になりました。
自分が高校生の時に感じた楽しさを、今度は私が高校生に伝えたいと思い、入学後、オープンキャンパスで活動するクルーに所属し、そのうちのひとつのリーダーを務めました。
対面型のオープンキャンパスとしては私たちの代に参加者数の最高記録を更新し、高校生の参加人数も、クルーの数も非常に多く、その中でリーダーとして数十名をまとめた経験は良い勉強になりましたし、オープンキャンパス後のアンケートで「スタッフが楽しそうだった」とか「楽しかった」などの声をいただく度に、大きな励みになりました。
その時の経験が、コミュニケーション能力や周りを見る力につながっていったと感じています。
現在は、金融系に属するお客様の事務所に常駐し、システムの改修を行っています。これまでは社内で対応していたのですが、お客様から同じ空間で一緒に業務を進めたいというご要望をいただき、稀ではありますが客先常駐という形態で働いています。
仕事の難しさはプログラミングに感じます。大学でも基本は学びますが、実際に作ってみると知識も技術もまだまだで、作りたいもののイメージはできているのですが、それをコードに書き換えることに難しさを感じます。日々勉強ですが、その中でも気をつけているのが「相手のことを考えて書く」こと。自分にしかわからない書き方だと、その後の改修などに影響が出るので、相手にうまく伝わるような書き方、置き方を常に意識しています。
社内には北科大の先輩もおり、知識も豊富でコードを書くのも綺麗で尊敬しています。
HBAは東京支社もあり、東京勤務の方がスマホのプログラムなど最新のシステムに触れられる機会も多いのですが、私は北海道勤務の一択でした。東京と比べて働きやすさも感じましたし、地続きで家族とつながっていたいという思いもありました。
今後は北海道という土地で、みんなで意見を交わしながら仕事をしていきたいと思っています。IT業界に対して「一人で黙々と業務をこなす」というイメージを持っている方も多いかもしれませんが、でも実際に仕事をしてみると、人と話し合わないといいものができないですし、作りたいものも作れません。
黙々と、よりもワイワイと。一人よりみんなで、仕事を楽しみたい。大学で鍛えたコミュニケーション力を、理想の環境づくりに生かしていきたいです。
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