FACULTY
診療放射線学科
1年目は放射線技師として、レントゲン室での撮影やX線TV検査、CT検査、血管造影など、ひと通りの装置を担当しました。厚生連には手厚い研修プログラムがあり、装置ごとに1カ月ほど先輩と一緒に患者さんを担当しながら、臨床の現場で仕事を覚えることができます。今はとにかく仕事を覚えるために、業務後には先輩からアドバイスをいただき、勉強する毎日です。
毎日の勉強はもちろん、特に力を入れたのは第一種放射線取扱主任者の資格を取得するための勉強です。大学3年の夏に受験しました。友人と毎日夜遅くまでゼミ室で勉強したことは、いい思い出になっています。分からないことはすぐに先生に質問できたので、とても助かりました。勉強の後、気分転換のために友人と食事に行くのも楽しみのひとつでしたね。
「画像解剖学」の授業で学んだことは、臨床でもとても役に立っています。授業では画像から病気を見つけていくのですが、実際に仕事に就いてからは、毎日臨床画像を見るので、学生時代にしっかり勉強しておいて良かったと思います。また、学生のうちに放射線技師学会の全国大会で発表する機会があり、準備は大変でしたが、今後につながる経験だったと思います。
診療放射線学科には臨床経験の豊富な先生が多くいらっしゃったので、臨床のことや診療放射線技師としての仕事について、学生のうちから話を聞けたのが良かったと思います。また、先生と学生の距離が近いので、勉強していて分からないことがあればすぐに聞きに行けるのはもちろん、日常生活についても、人生の先輩としてアドバイスをいただけたのは非常に有意義でした。
この記事をSNSでシェア