教員紹介
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教授
加地 太一Kaji Taichi
- 専門分野
- 社会システム工学/ マネジメントサイエンス/統計科学
- 学位
- 博士(工学)/北海道大学
研究テーマ
最適化による意思決定とそのアルゴリズム開発、
および確率・統計による評価、分析、予測など
どんな研究をしているの?
「確率・統計」は、データから社会や自然の仕組みを読み解く学問であり、「最適化」は、限られた時間や資源の中で最も良い方法を見つける学問です。
たとえば、「確率・統計」は、不確実でばらつきのあるデータの中から、隠れた法則や本質を見つけ出す技術です。過去の膨大な売上データや消費者アンケートから、「次にどんな商品がヒットするか」「どんな人が買ってくれるか」を予測し、経験や勘だけに頼らない確かな戦略を導き出します。
そして、その予測をもとに、限られた予算や人手の中で「最も利益が出る戦略」を導き出すのが「最適化」です。例えば、「売上を最大にする商品の価格設定」や「コストを最小に抑える配送ルートの作成」、さらには「企業の数年後の投資計画」まで、すべて最適化の技術が使われています。
すなわち、経験や勘に依存した従来の非合理的な手法とは一線を画し、科学的かつ論理的なアプローチに基づいてデータを活用し、より合理的で最適な意思決定の実現を探究する学問領域です。
社会でどう役立つの?
「確率・統計」と「最適化」という研究は、これからの予測困難な時代において、ビジネスや社会を正しい方向へ導く「最強の羅針盤」になります。
現在、AIやビッグデータの普及によって、経営のあり方は激変しています。これからの時代に求められるのは、勘や経験だけに頼る経営ではなく、データに基づいた「科学的な経営」です。そこで重要になるのが「確率・統計」です。変化が激しく先の見えない市場において、「次に何が流行るのか」「どんなリスクがあるのか」をデータから見通し、不確実な未来をコントロール可能な形にします。
さらに、その予測をもとに、限られたヒト・モノ・カネという資源をどこにどう配分すれば最も効果的かを導き出すのが「最適化」です。企業の利益を最大化するだけでなく、配送ルートを効率化してCO2を減らすといった、現代社会の重要課題であるサステナビリティ(持続可能性)の実現にも直結しています。
文系ならではの「人間への深い理解やビジネス視点」にこの数学的アプローチが加わることで、社会に本質的なイノベーションを起こすことができます。時代を動かす次世代のリーダーには欠かせない資質であり、必要不可欠な考え方となります。
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