教員紹介

TEACHERS

教授

谷川 寿郎Tanikawa Toshiro

専門分野
経営学/経営管理学
学位
博士(経営管理学)/立教大学

研究テーマ

会社支配論、および、
経営とアート

どんな研究をしているの?

私は経営学の中でも「会社支配論」という分野を専門に研究しています。簡単に言うと、「大きな会社では、誰がどのように意思決定をしているのか」を明らかにする研究です。株主、経営者、従業員、社会など、さまざまな立場の人が関わる中で、最終的な決定がどのような仕組みで行われているのかを分析しています。

私が会社支配論に取り組んでいる背景には、「意思決定」そのものへの強い関心があります。会社は投資や雇用、新製品開発など、多くの重要な意思決定の積み重ねで成り立っています。私は「誰が最終的に決めているのか」「その決め方は社会や働く人にとって望ましいのか」を問い直したいと考えています。

また、数字だけでなく創造性や感性も重視し、「経営とアート」というテーマから、より豊かな意思決定のあり方も探究しています。

社会でどう役立つの?

これからの社会では、企業の意思決定が私たちの生活や将来に与える影響が、これまで以上に大きくなっていくと考えています。私の研究は、「大企業では誰がどのように決めているのか」「その決め方は本当に社会にとって望ましいのか」を問い直すことにより、公正で持続可能な社会づくりに貢献することをめざしています。

気候変動や格差、人口減少など、今の日本や世界が直面している課題の多くは、企業の意思決定とも深く結びついています。だからこそ、会社の仕組みやガバナンスを学び、より良い意思決定のあり方を考えることは、みなさん一人ひとりの未来にもつながる大切なテーマだと私は考えています。

Message みなさんへのメッセージ

私の専門分野や研究内容は、「社会のしくみ」と「自分の生き方」を結びつけて考える学びにつながります。経営学を広く学ぶことで、ニュースで見る企業不祥事やM&A、株主総会などの出来事を、自分の頭で整理して理解できるようになります。

また、「誰がどのように決めているのか」を考えることは、企業だけでなく、学校や部活、家族など、身近な組織の見え方も変えてくれます。経営とアートの視点を通しては、数字だけでは説明できない創造性や感性の大切さにも気づくことができます。

将来、企業で働くにしても、公務員やNPO、起業などをめざすにしても、「意思決定を読み解き、自分なりの判断軸を持つ力」は、きっと皆さんの大きな武器になると私は考えています。

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