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2022年06月22日

わくわくサイエンス~究極のデザイン「人体」のふしぎ展~に出展しました

「わくわくサイエンス~究極のデザイン「人体」のふしぎ展~」に薬学科の三原 義広先生と学生が出展しました

2022年6月19日(日)に、旭川市科学館(サイパル)において、「わくわくサイエンス~究極のデザイン「人体」のふしぎ展~」が開催されました。

このイベントは旭川市科学館、旭川医科大学及び北海道科学大学の共催で行われ、旭川市内からも医療系専門学校や高校理科系クラブの教員と学生が参加し、多数の出展がありました。

本学からは、薬学部 薬学科の三原 義広講師と科学研究部の学生が中心となって「血液はなぜ赤い?」、「レジンアクセサリーをつくってみよう!」という2つの体験講座を出展し、血液の仕組みや働き、樹脂が光で固まる理由について、小学校低学年のお子様と保護者の方を中心とする100名以上の参加者に楽しくお伝えすることができました。

出展ブース
スタッフとして参加した学生の皆さん

今回は感染症対策を講じながら、安全かつ適切に実験を体験していただくことができました。

後日、科学研究部のメンバーにイベントの内容について、インタビューを行いました!

科学研究部顧問 三原 義広 講師

講座内容 「血液はなぜ赤い?」について

血液は、人間の体内を巡る血管内を流れる体液です。
赤血球は酸素を運ぶ役割を持つことを知ってもらうこと、そして赤血球の内部には鉄を含む赤いタンパク質「ヘモグロビン」が酸素を取り込む構造になっていることや、ヘモグロビンの構造や働きの説明は小学生には難しい題材ですが、学生と知恵をしぼってクイズやフェナントロリンの鉄(Ⅱ)錯形成反応を取り入れて、話の展開に退屈しないよう工夫しました。

この講座の狙いは何でしたか?

血液は命を維持するために欠かすことのできない、三つの大きな役割があります。

  1. 酸素や栄養分や免疫物質などを全身に運ぶ、体内でいらなくなったものを外に出すという運搬という役割
  2. 怪我をして出血したときに出血を止める、細菌などの異物を体から外に排除する防御という役割
  3. 体温や浸透圧を一定に保つ等の、体内環境の維持の役割

私たちの体内では何千種類もの物質が化学反応を起こしており、その組み合わせによって生命を営むことができるのです。
このような体内現象を目で見て体験することで、生命現象を分子レベルで理解する力を養うことができるようになります。
参加者も出展者も、生命の体の働きについての見方や考え方をもつことができるようになる良い機会ととらえました。

人体を理解することの教育上やメリットは何ですか?

体の仕組みや働きに興味・関心をもって、さらに追究する活動を通して,学生も他者に説明できるようになるために、より深く学ぶ必要に迫られます。
体のつくりと働きの関係をより理解し、他者に説明できる能力を養うきっかけになればと思い、学生の参加をアシストしました。

科学研究部 神垣 遥香 さん(薬学部 4年)

講座を通じて気づいたことや学んだことについて教えてください

血液に関する実験については、説明をする過程において、どうしても専門用語が多く出てきてしまう部分があります。
そのため「それをどのように言い換えるべきか、正しい定義や意味は何なのか」ということについて、再度確認することで改めて知識を得ることができ、自身の勉強にもなりました。
また様々な客層の方へ説明・実験を実施したが、それぞれの層で反応も異なり、今後こうしたらもっと良くなるかも!というような課題の部分についても見つけるこ
とができました。
この経験を後輩へ伝えながら、さらに良い科学実験を地域の方々へ提供し、楽しみながら科学のおもしろさを感じてもらえたら嬉しいな!と思います。

子供たちに教えたことで、気づいたことは何ですか?

血液に関する実験については、特に子どもであればあるほど説明も多く、難しいと感じる部分があると思います。
私は全てを理解してもらう必要はなく、何かひとつでも知ってもらえたら!楽しんでもらえたら!と思いながら参加をしていました。
そのため、子どもたちの笑顔をたくさん見ることができ、へぇ~!なんで~!、これすごいね!と嬉しそうな表情も見ることができて、とても嬉しかったです。
そして、その子その子で興味があることや感動する部分も異なるので、本実験に関する関連知識をもう少し持つことができていれば、さらに科学のおもしろさを伝えることができたのかな...とも感じています。
またレジンアクセサリー作りについては、子どもも大人もどちらにも好評な企画でしたが、自由にアクセサリー作りができたという点で、とても楽しんでくれている様子や「こうしよう!」「見て~!」などたくさんコミュニケーションも取ることができ、私たちが楽しませてもらっていました。

将来目指したい薬剤師像について教えてください。

「この薬剤師だったら話せる!相談できる!」というような薬剤師になりたいです。
患者さんはもちろん、家族の心の支えにもなれるような薬剤師を目指しています。

科学研究部 熊谷 楓さん(薬学部5年)

講座を通じて気づいたこと、学びになったことについて

血液はなぜ赤いのか、について正しい知識を吸収できました。
実験を通して色々な人と話すことが楽しかったです。

子ども達に教えたことで、気づいたことはありますか?

正しい知識を伝えることよりも、楽しんでもらうことの大切さを実感しました。
簡単な紙芝居と実験でしたが、途中で講座の内容以外の会話もした方が、子供達の集中力が続いていたように感じました。
実は、サイパルは小学生の時に毎日のように通っていた場所でした。
サイパルで楽しく科学に触れられた経験が今の進路に繋がっています。
今回のイベントが、子供達が科学に興味をもつキッカケになれば嬉しいです。

将来目指したい薬剤師像について教えてください。

将来は『些細なことだけど、話してみたい』と思って貰えるような薬剤師になりたいです。
相手が変われば、適切な聞き方、話し方も変わります。一人一人に向き合い、適切な医療を提供できるように対話の姿勢は大切にしたいです。

科学研究部 黒田 早稀さん(薬学部5年)

講座を通じて気づいたことについて教えてください

血液の実験は子供より高校生や大人の方が興味を持ってくれている印象でした。
小学生と高校生、大人で説明を変えて理解度にあった講座ができれば、より科学に興味を持ってもらえるのではないかと思い、人に伝えるという技術も必要だと学びました。

子供たちに教えたことで気づいたことについて教えてください

血液は色が変わるところは面白いと思いましたが、その前の工程や説明が難しいことから小さい子供は飽きている様子もありました。
そのためレジンのように子供たちが楽しく出来るものがあると興味を持ってもらいやすいと感じました。

将来目指したい薬剤師像について教えてください

患者さんやその家族の心に寄り添える薬剤師を目指しています。

科学研究部 小川 紗侑実さん(薬学部5年)

講座を通じて気づいたこと、学びになったことは何ですか?

自分が想像していたよりも多くの人が参加していて、小さい子たち(小学生以下)も熱心に話を聞いてくれて科学を身近に感じてくれる人が沢山いるんだと気づくことができました。
今回の講座では血液を題材にしていたので、親御さんも興味を示してくれていました。
科学と聞くと専門的なことと捉えがちだけど、自分たちの身体をつくるものについて学びを深めて貰えたと思いました。
他の大学や高校の講座でも様々な工夫がされていて、今後のイベントでのアイデアを学ぶことができました。

子供たちに教えたことで気づいたことを教えてください

スライドを用意して教えていましたが、やっぱり小さい子たちには学んでいない理解しにくい事が多く途中で飽きてしまう子もいました。
今回の実験は目に見える色の変化を自分で確かめることができるものだったので、実際にやってもらった時はとても楽しんでいるようでした。

目に見える変化のある実験や体験は小さい子たちにも理解しやすく楽しんでもらえることに気づきました。
また、子供たちならではの視点でなんで?どうして?といった質問があったりしたので、もっと分かりやすくした方がいいなと思いました。

将来目指したい薬剤師像について教えてください

薬剤師はただ薬を調剤して渡す人というイメージを無くすために、沢山の人と関わり、相手の立場に寄り添い、少しでも多くの人の健康や日常生活を支えることのできる薬剤師になりたいです。

科学研究部 大森柚香さん(薬学部4年)

講座を通じて気づいたこと、学びになったことは何ですか?

科学は面白いなと改めて気づきました。
科学に興味がある人が沢山いたり、最初は興味なくても知識としてためになったりして、科学は沢山の人に必要とされる科目だということを学びました。

子ども達に教えたことで、気づいたことについて教えてください

子供には伝え方が大切だと気づきました。
同じ内容でも伝え方によって理解してもらえるかどうかが決まることを学びました。

将来目指したい薬剤師像について教えてください

人に好かれる薬剤師を目指しています。

科学研究部 幾世橋 杏奈さん(薬学部5年)

子供たちに教えて気づいたことは何ですか?

子供たちは難しい説明よりも目に見える色の変化や、クイズ形式(青色の血液を持つ動物はなんでしょう?)などの部分に、より興味を持って聞いてもらえたので、相手に興味を持ってもらえる工夫をした伝え方をすればより伝わりやすいとわかりました!

こういった機会を通じて、薬学や医学に興味を持ったり、実験に興味を持ったりしてくれる子が増えたら嬉しいと感じました!

将来目指したい薬剤師像について教えてください

患者に寄り添ったコミュニケーションをとれる温かいハートを持つ、相談したくなる薬剤師になれたら嬉しいです!