機械工学科の授業「工業デザイン演習」を紹介します
2022年7月1日(金)本学中中央棟(E棟)G303講義室で行われている、機械工学科4年生の授業「工業デザイン演習」を見学してきました!
「工業デザイン演習」は、非常勤講師(客員教授兼務)の永井道生先生による全7回の授業が行われ、初回の授業では「デザイン・ソリューションとは」と題し講義が行われ課題の提示がありました。
演習内容は、5人1組で製品開発を行うこと。フレームワークを用いて構想を練り、意匠・機能に落としこみ、仕様定義をしていきます。


今回、見学した第4回目の授業では、各チームの構想内容の発表が行われました。
チーム毎に誰に向けた・どんな事柄を・どのように解決するのか・バリュープロポジション(顧客が望む製品やサービスの自社が提供できる価値や優位性)を踏まえたネーミングやプライス提示が行われ、発表後は永井先生からの講評受け、完成形を目指してブラッシュアップをします。


永井先生からの講評では、厳しい指摘もありましたが、学生のみなさんにとって実社会で役立つデザイン思考を学ぶ貴重な時間となったのではないでしょうか。
機械工学科では、このようなデザインに関わる授業も行われています。「ものづくり」は、「ものをつくる」という技術力だけではなく、用途や要望にあった機能的な製品をデザインすることも大切なんですね。
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