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お知らせ

メディアデザイン学科の授業「DTPデザイン」でゲストを招き講演が行われました

 メディアデザイン学科のビジュアルデザイン系科目「DTPデザイン」(3年前期開講)では、AdobeCC(InDesign/Illustrator/Photoshop/Acrobatなど)を用いた編集デザインを学んでいます。共通の課題では「雑誌の特集ページをつくる」ことを想定して、学生一人ひとりが企画・取材・制作・編集・校正の一連の工程を実践します。

 2022年5月18日(水)の第6回授業では、特集づくりのきっかけを得るための話題提供会として、ゲスト2組をお招きしました。

 1組目は、手稲山麓で、話題のアウトドアスポーツ「トレイルランニング(山岳マラソン)」大会を主催する野々山晴之氏(Fields代表)です。手稲山は大学拠点の手稲区にとってシンボルということもあり、学生にとっても、キャンパスからいつも見える山としてお馴染みです。今年で5回目の大会になる「SAPPORO★テイネトレイル2022」は、すでに1,000人を超える大会参加者が集まって大盛況とのこと。また、札幌市内にあるトレイルランニングをテーマにしたカフェ「TRAIL HUT」を経営されている佐藤薫氏にも参加いただき、札幌に集結するアウトドアスポーツ愛好者の熱気についてコメントをいただきました。大会本番の2022年6月12日(日)には、履修生も現地入りして、大会のボランティア活動に参加したり、選手の様子を撮影するなど取材活動を行う予定です。

 2組目は、クリスマスの時期に病気と闘う子どもたちを応援するチャリティ企画「札幌サンタファン(北海道グレートサンタラン)」の現代表をつとめる大渕一博氏(札幌市立大学講師)です。一昨年の柴本岳志氏、昨年の長尾夏未氏に続く、三人目のゲストです。今年で10年目となる「札幌サンタファン」の活動に、大学生の賛同という視点でお話しいただきました。本学でも昨年、活動に賛同する学生有志が構内にフォトスポットをデザインし設置しました。コロナ禍で、入院する子どもたちに直に笑顔を届けたり、医療従事者の皆様に感謝の気持ちを伝えることは難しくても、「あなたを思っている人がいるよ」という一人ひとりのメッセージを届ける、そんな母体となる仕組みに「札幌サンタファン」があること、そして全国各地、世界各地に子どもたちを応援するさまざまな社会活動があることは素敵なことです。

 2022年度の履修生は36名。次回からは、いずれか1組を取材対象に選び、課題を進めていきます。
実際に地域イベントにおいて活用されるような、DTPデザインの完成系を目指します。
取材協力いただきました皆様、引き続き、よろしくお願いします。

[取材協力]

SAPPORO★テイネトレイル
TRAIL HUT
札幌サンタファン

[過去の取り組み]

メディアデザイン学科の学生が制作した「SAPPORO★テイネトレイル」のプロモーション映像を公開しました
子どもたちへ贈る「みんなの笑顔」を集めました(札幌サンタファン賛同企画)