第16回日本ファーマシューティカルコミュニケーション学会大会において、教員が受賞・入賞しました
2022年9月11日(日)に、岡山・就実大学にて開催された第16回日本ファーマシューティカルコミュニケーション学会大会において、櫻井秀彦副学長(薬学科 社会薬学部門 教授)と薬学科 社会薬学部門の水谷玲子講師の報告がそれぞれ受賞・入賞しました。

【医療部門 最優秀賞】
演題名:自己効力感とヘルスリテラシーの服薬アドヒアランスへの影響構造に関するモデル分析
報告者:櫻井 秀彦
【医療部門 入賞】
演題名:OTC薬と処方箋の点眼薬を併用する影響因子と影響方向の解析
報告者:水谷 怜子

櫻井副学長の研究は、科研費の助成を受けて実施した調査データを基に、自己効力感(自身の行動と結果に対する確信)とヘルスリテラシー(健康や医療に関する正しい情報を入手し理解して活用する能力)がいかにアドヒアランス(服薬継続意志)に影響するかを検証したものです。

水谷講師の研究は、本学個人研究奨励費の助成を受けて複数の点眼薬を使用している患者に対しアンケート調査を行い、複数使用の要因とその抑止策について報告しました。本研究は、共同演者である薬学科6年生の菅原健人君の卒業研究を基に拡充したものです。
櫻井副学長は同学会の2019年第13回大会でも「優秀賞」を受賞しています。
また、今回は社会薬学部門の教員のダブル受賞となり、本学がこの領域で高い評価を受けていることが伺えます。
今後も更なる発展のため、研究を続けてまいります。
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