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池田圭吾助教が支部優秀講演賞を受賞しました

機械工学科の池田圭吾助教が2023年3月4日の一般社団法人日本機械学会 北海道支部第60回講演会において、北海道支部賞 支部優秀講演賞を受賞しました。

一般社団法人日本機械学会とは

1897年(明治30年)6月に機械学会として発足し、その後1924年(大正13年)7月に社団法人を設立。2011年(平成23年)3月に一般社団法人に移行し、2017年(平成29年)に創設120周年を迎えました。

2021年2月末時点の総会員数は33,229で日本で最大級の学術専門家集団となっています。

機械及び機械システムとその関連分野に関する学術技芸の進歩発達をはかり、もって人類社会の発展と安寧及び福祉の向上に貢献することを目的として設立され、講演発表会、講習会、研究分科会などの企画実施、市民フォーラムによる社会の啓発活動、国際会議による世界への貢献を活発に行い、会員相互の学術の向上と社会への技術成果の還元をしています。

池田圭吾助教から受賞講演内容のご紹介

超小型モビリティ用アクティブシートサスペンション(振動暴露時による心理状態推定に関する基礎検討)

自動車や鉄道などの乗り心地は車両に入力される振動に大きく影響し、乗り心地の劣化に繋がります。

さらに我が国では、高齢者が年々増加傾向にあり、高齢化の進行と共に、モビリティの安全性の面からも乗り心地性能の向上がますます求められます。

本研究では乗り心地を劣化させる要因となる鉛直振動が乗員に与える影響を生体情報から明確にし、心理状態を改善させるような乗り心地制御システムの構築に向けその研究成果を報告いたしました。