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お知らせ

2023年04月18日

薬学部、保健医療学部で多職種連携授業を実施しました

3月22日、24日の2日間に渡り、薬学部6年生と保健医療学部4年生を対象に学部学科合同授業を実施しました。

「チーム医療論」多職種連携授業

チーム医療論の授業科目は、保健医療学部(看護学科、理学療法学科、義肢装具学科、臨床工学科、診療放射線学科)の4年生前期、薬学部薬学科は6年生の「アドバンスト演習」の「チーム医療演習」として開設しました。保健医療学部、薬学部全学科の学生を対象としているため、春休み期間に集中講義として前倒しで実施し、323名が参加しました。

地域医療や福祉では、患者さんを中心として、医療に従事する多種多様な専門職スタッフがチームを作り協働して治療・ケアを行うことが必要とされています。

この多職種連携授業では、専門職を目指す学生たちがチームとなってグループワーク等を行い、他の専門職を尊重しながら連携して働くチーム医療を体験します。

授業の目的

医療現場において対象となる人々の治療、ケアや支援をしていくには、多職種の医療スタッフが連携し協働するチームとして、それぞれの専門性を発揮しながらあたる必要があります。本講義では、事例の検討を通してチームの在り方と協働するための方法論を学び、最終的には患者を中心とした多職種の連携、および自身の職種の専門性を理解することを目的としています。

具体的には、退院を目指す患者モデルの事例について、複数学科の学生がチームとなって、治療、ケアおよび支援の方法を立案します。チームで立案した内容をまとめ発表し合い、意見交換をすることで様々な価値観やチームとしての取り組み方を共有します。

今回の授業の様子は、大学広報誌「HUS NEWS LETTER」(7月下旬発行予定)で、詳しく特集する予定です。