理学療法学科 佐藤洋一郎准教授の研究がNEDOの助成事業およびノーステック財団の2022年度補助事業に採択されました
理学療法学科 佐藤洋一郎准教授の研究が、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合機構(NEDO)の2022年度研究開発型スタートアップ事業NEDO Entrepreneurs Program (NEP)と、公益財団法人 北海道科学技術振興センター(ノーステック財団)の2022年度「札幌ライフサイエンス産業活性化事業」に採択されました。

2022年度研究開発型スタートアップ事業NEDO Entrepreneurs Program (NEP)
研究開発型スタートアップ事業は、具体的な技術シーズを活用した事業構想を有する『起業家候補人材』に対し、技術シーズやビジネスプランの実現性の実証、市場調査に係る資金、事業化のためのビジネスプラン構築に係る研修・個別メンタリング、ビジネスプランの発表及び投資家や事業会社とのマッチング機会を提供することで、研究開発型スタートアップの起業促進及び事業化加速を目指すことを目的としています。
今回採択された内容は以下のとおりです。
助成事業業の名称
転倒予防を目的とした足指機能改善機器の開発
助成事業の概要
転倒に起因した医療費や介護費の増加は社会問題である。本事業では独自のアルゴリズムを用いて足指の機能を転倒危険性に併せてタイプ分けし、そのタイプに合わせたトレーニングを同一機器内で実施するシステムを開発する。本事業で開発する機器で測定と運動を実施することで効果的に転倒しない身体づくりを実現する。
2022年度札幌ライフサイエンス産業活性化事業 事業化支援補助金
札幌ライフサイエンス産業活性化事業の事業化支援補助金は、産学連携によるライフサイエンス分野の研究開発の事業化を促進し札幌市の産業を活性化することを目的としています。
今回採択された内容は以下のとおりです。
研究開発テーマ
転倒予防を目的として足指トレーニングシステムの効果精度の確立
研究開発の概要
高齢者の転倒という社会的課題を解決するために、転倒予防を目的とした足指機能改善システムの開発を目指す。本研究開発では、本システムを利用した高齢者に対する足指機能トレーニングの効果検証と、アプリケーションの操作性を検証してシステムの効果精度を確立する。
共同研究者
株式会社グローバルソフトウェア 原田直樹
佐藤准教授の今後の研究にご期待ください。
興味を持ったら・・・
この記事をSNSでシェア