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お知らせ

2022年02月22日

国際交流委員会メールマガジン Vol.3

みなさん、こんにちは。国際交流委員会です。
教職員の皆様に異文化を身近に感じていただくことを目的に発行してきた「国際交流委員会メールマガジン」を、
WEBページでお届けします!不定期に掲載する予定です。
コーヒー片手に気軽に読んでいただけると嬉しいです。

コーナー①「わたしの異文化体験」

国際交流委員や学科の先生方の異文化体験について語っていただくコーナーです。
今回は全学共通教育部のオルソン先生が担当します。

On my first night in Hokkaido, I walked into my boss’s house with my shoes on. 
I stood on his beautiful tatami while I was wearing my dirty shoes.
His 85 year old mother saw my shoes and crossed her arms and yelled ダメ

I don’t understand “ダメ” but I understand the meaning of crossing your arms in Japan: Ultraman!
He is my favorite hero! 
I was so excited that I started acting like Ultraman!
I did not make a good first impression!

(北海道に来て初めての夜、上司の自宅に招かれました。その時、靴を履いたまま家の中に上がってしまいました。
きれいな畳の部屋に汚れた靴で。上司の85歳のお母さんは私の靴を見て、
体の前で両手をクロスさせて「ダメ!」と私に怒鳴りました。
私は「ダメ」という言葉の意味がわかりませんでしたが、日本で両手をクロスさせる動作の意味は知っていました。
ウルトラマン!私のお気に入りのヒーロー!そのとき私は興奮して、ウルトラマンの真似をしました。
上司の家での第一印象は良くありませんでした。)

 (全学共通教育部 オルソン・ロバート)

コーナー②「留学生の声」

留学生にキャンパスライフについてインタビューをしました。
今回は電気電子工学科の權純載(クォン・スンジェ)さんにお話しをききました。

Q.北海道科学大学を選んだ理由はなんですか
韓国では日本の工業高校のような学校で電気の勉強をしていました。
日本の電気工学の技術力は高いことと、北海道は冬が寒く電気の需要が多いため、
より専門の勉強ができると思い、北海道科学大学を選びました。

 Q.どのような勉強をしていますか
電気回路や電気数学といった専門基礎の勉強や、プログラミング実験などをしています。
一戸善弘先生の「電気回路Ⅰb」がわかりやすい講義でおもしろいです。

 Q.学生生活について教えてください
趣味は映画やYouTubeのゲーム実況動画を観ることです。
食事は母が仕送りしてくれるテンジャンチゲ(韓国の味噌汁)やトッポギなどを、自分で料理をしたりします。

Q.日本に来てびっくりしたことはありますか
韓国でも雪は降りますが、札幌で初めてこんなにたくさんの雪を見ました。
東京の日本語学校に入学する前、日本の夏はとんでもない湿度で暑いから行かない方がいい、
と聞いていましたが韓国の方が暑いと感じました。

Q日本の好きなところはどこですか
中学生の時に家族で九州旅行へ行ったときに見た、太宰府天満宮や熊本城はとてもきれいでした。

Q.将来の夢を教えてください
今はまだ具体的な夢は決まっていませんが、卒業後は日本での就職を考えています。

コーナー③「国際交流委員会活動報告」

国際交流委員会のイベント活動報告です。

2021年1119()に有志団体BRIDGE主催「留学生の言葉と文化を学ぼう1」を開催しました。

今回は電気電子工学科の權純載(クォン・スンジェ)さんが韓国の文化や日本との違いについて、お話をしてもらいました。
後半には韓国のお菓子や飲み物についての紹介もあり、みんなで試食をするなど和やかな雰囲気のイベントとなりました。

今後も継続してこのようなイベントを実施していきたいと思います。

『留学生プレゼンテーションⅡ「留学生の言葉と文化を学ぼう1」を開催しました』

編集後記

皆さん、バードウォッチングをしたことはありますか?
冬はすっかり木の葉が落ちてしまっているので、木の枝にとまる野鳥が探しやすいです。
自宅の庭にはいろんな野鳥がきますが、この時期はミヤマカケスを待つのが楽しみです。
背格好はカラスみたいですが、茶とグレーの体に青と白の羽毛が映えてとてもおしゃれなんです。
大学構内にも、実はたくさんの種類の野鳥がいるんですよ。
パソコンの画面から目を離して、窓の外を眺めてみると、知らない鳥を発見できるかもしれません。

(学生課 沼田 優子)