中学生向け体験教室 ~医療職の仕事&生命科学の実験 ワクワク教室~ を開催しました
2022年10月30日(日)、北海道科学大学B棟及びR1棟において、中学生を対象とした中学生向け体験教室 ~医療職の仕事&生命科学の実験 ワクワク体験教室~ を開催しました。
このイベントは、医療職に興味・関心を抱いている中学生とその保護者を対象とし、医療職の仕事の体験、実験を通じて、科学を知り、科学に触れることを目的として毎年開催しており、今年度は薬学科と義肢装具学科の学びと体験実習を行いました。
今年度は、「ミニ講義」、「施設見学」、4つの「体験実習」を行いました。
始めのミニ講義では、薬学科の教員による薬の効き方や薬剤師の仕事についての講義と義肢装具学科の教員による義肢装具士の仕事の紹介についての講義を開講しました。
ミニ講義後に行われた施設見学では、本学薬学科の施設であるB棟の実習室や実験室、義肢装具学科の実習で使用するR1棟の見学を行いました。
午後からは、4つの体験実習を行いました。
R1棟で行われた「石膏オブジェづくり」では、自分の指の型取りや固まった石膏の取り出しに苦戦しましたが、学生のサポートもあり、綺麗に完成させることができました。
同じくR1棟で行われた「革小物づくり」では、革に穴をあけてボタンを金槌で取り付けるという少し難しい工程にも興味津々に取り組み、参加者全員が綺麗に制作することができました。
B棟では2つの体験実習を行いました。
5階で行われた「模擬調剤体験」では、薬を処方するまでの薬剤師の職業体験を行いました。処方箋のチェックの仕方や実際の薬局で稼働している分包機を使い一回に飲む分の薬を分けたりと、なかなか体験できない内容に興味津々でした。
3階で行われた「顕微鏡でのミクロ観察」では、微生物や細胞の観察と野菜を染めて観察しました。鮮明に生物が見えた時は、驚きや喜びの声が上がり、大変盛り上がりました。
全てのプログラムを終えた後には、薬学科、看護学科、義肢装具学科の順に展示・紹介ブースを展開し、本学での学びや医療職の紹介を行いました。また、短時間で簡単にできるアロマスプレー制作ブースも展開し、参加者は好みの匂いを選んで自分だけのオリジナルアロマスプレーを制作しました。
今回のイベントを通じて、参加者が医療職に関心を持ち、興味を広げるきっかけとなれば幸いです。
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