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薬学科の学生が日本薬学会第142年会一般学術発表の口頭発表において学生優秀発表賞を受賞しました

薬学科6年の安田実央さんが、「日本薬学会第142年会(オンライン)一般学術発表の口頭発表」において学生優秀発表賞を受賞しました。

演題名:「FRET現象を応用した肺投与型リポソーム製剤の体内挙動の評価法に関する検討
発表者:○安田実央、戸上紘平、宮島宏季、石澤清心、丁野純男

本研究では、リポソーム製剤を肺に直接投与した際の肺内挙動をより正確に評価可能な、FRET(Förster Resonance Energy Transfer)現象を応用した技法を確立しました。リポソームは、薬物を効率的かつ選択的に体の中の病巣に届けるためのドラッグデリバリーシステム(DDS)に用いられます。本研究で構築した評価法を用いることで、今後、更なるDDS製剤の開発が期待されます。

なお、本研究は、本学のCRILS(北の大地ライフサイエンス創生研究所)の研究の一環として遂行されました。
また、今回の発表内容は、本学開学50周年事業の寄付金を原資とした奨学金である「個の力奨学金」の専門性深化コースの2020および2021年度の採択課題を中心にまとめたものです。

安田さん、本当におめでとうございます。
今後の更なる活躍を期待しています。