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お知らせ

建築学科卒業設計講評会が行われました

2023年2月7日(火)、建築学科4年生の卒業設計講評会が行われました。

建築学科4年生の卒業研究では、卒業論文か卒業設計のいずれかを選択し、これまで学んできたことの集大成として卒業研究発表会を行います。

卒業設計講評会は、卒業設計を選択した20名の学生が、それぞれ選んだテーマに基づき制作した作品について発表が行われました。
この講評会には、本学名誉教授の佐藤孝先生をはじめ、非常勤教員の先生方、建築設計の分野で活躍されている本学卒業生や、JIA日本建築家協会北海道支部の方々など総勢18名の方々をゲストとしてお招きし、学生の作品に対し講評をいただきました。

建築学科 岩澤 浩一先生にお話を伺いました

卒業設計では、どういった知識や技術が必要となりますか?

卒業設計は、これまで学んできた知識や技術を基盤に自ら建築の可能性に挑む試みです。

  • 建築はこうあるべきであるという、自分なりの「理念」を持つこと
  • 現代社会に潜む「課題」を発見すること
  • 「理念」を礎に「課題」を解決する「答え」を“建築の力”で示すこと

これらが三位一体となって卒業設計の成果が出来上がります。

授業科目では、何が該当しますか?

建築基礎製図、建築製図法Ⅰ,Ⅱ(1年前期〜2年前期)や建築設計演習Ⅰ〜Ⅲ(2年後期〜3年後期)が中核となります。これらはすべて研究領域の軸となるもので必修の授業科目です。

ゲスト審査員の方々のプロの視点からの、指摘や質問に対して学生たちが堂々と受け答えをしている姿がとても印象的でした。また、講評会に見学に訪れていた3年生にとっても来年の自分たちが目指すべき姿として参考になったのではないでしょうか。

卒業後、みなさんが社会で活躍することを期待しています