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道内第2位の採択!「イノベーション・ジャパン2021~大学見本市 Online」大学等シーズ展示へ出展決定

2021年8月23日(月)~9月17日(金)までオンライン上にて開催される「イノベーション・ジャパン2021~大学見本市 Online」に、本学から道内第2位となる計2件の研究シーズが採択されました。

 

このイベントは、国立大学等から創出された研究成果の社会還元、技術移転を促進すること及び実用化に向けた産学連携のマッチング支援を実施することを目的として開催され、400件の大学等の研究成果が一堂に集結する国内最大規模の産学マッチングイベントです。

今年度は新型コロナウイルス感染症の状況を考慮し、オンラインでの開催となります。

 

 

※写真は、対面での開催時のもの(2019年)

 

全ての採択一覧はこちら↓

イノベーション・ジャパン2021~大学見本市 Onlineda 大学等シーズ展示 採択課題一覧

 

今回採択された課題については以下のとおりです。

 

【出展分野:情報通信】

 

●超小型衛星を利用した無線通信実験用プラットフォームの提供

 

工学部 電気電子工学科 三橋龍一 教授

 

最新の無線機(スマートフォンなども)はSDR(Software Defined Radio)で構成され、複雑な信号処理を行っている。

ソフトウェアによる信号処理に関してはブラック・ボックスであり、限られた企業の一部のエンジニアにノウハウが独占されている現状があり、経済面だけではなく国家安全保障の観点でも問題視されている。

そこで、自由空間における通信環境に近い衛星通信を無線方式の実験環境として提供する。

 

【出展分野:医療】

 

●小企業でも導入可能なCFRTP形成方法の開発

 

保健医療学部 義肢装具学科 早川康之 教授

 

比強度が高く、また熱可塑性であるCFRTPは、体の機能障害に使用する装具の材料としては、軽量で、かつ使用時の経時的な身体形状の変化に併せた調整が求められるため、とても適している。

一方、CFRTPの成形には高圧での加圧が必要なため、大型で高価な成形器が用いられ、小企業が多い装具製作施設での導入は難しいのが現状である。本研究では、装具に適した材料特性を持つCFRTP積層方法と、装具製作施設の既存設備を利用した成型機器の開発を進めている。

 

WEBサイトが開設され次第、再度ご案内いたします。

本学は、地域社会の課題解決に資する研究を多数行っております。

 

産学連携についてのお問い合わせをお待ちしております。

 

【参考】

イノベーション・ジャパン2020~大学見本市 Onlineの開催実績

会  期:2020年9月28日(月)~11月30日(月)

出展件数:シーズ展示406件

 

約2ヵ月間のWeb出展を行い、本学教員の研究紹介ページ総アクセス数は2,588件を獲得。

 

・各教員の出展動画については、こちら

 

トライアングル的視点からの新規コーティングシステムの創成(機械工学科 齋藤繁 教授)

 

AIでナノスケールの電気の流れを予測する(電気電子工学科 村口正和 准教授)

 

機能性分子を指向したホスフィン酸誘導体の合成化学(薬学科 山岸丈洋 教授)

 

天然素材成分を包括的に解析するソフト開発(薬学科 若命浩二 准教授)

 

新品種!実のならないブルーベリーの活用方法(薬学科 佐藤恵亮 講師)

 

足部エネルギー蓄積型短下肢装具と歩行評価システムの開発(理学療法学科 春名弘一  准教授)

 

医療画像評価用CTおよび核医学画像対応ハイブリッド型心臓模型(診療放射線学科 菊池明泰 准教授)