2020年度薬剤師スキルアップ講座を実施しました

2020年10月25日(日)は、本学収録配信にて、2021年1月24日(日)は、Zoom実施と収録配信にて2020年度薬剤師スキルアップ講座を開催しました。

 

　

※第1回の様子

 

新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、10月25日(日)の第1回「薬剤師業務実践講座-1　薬剤師が関わる褥瘡治療と症例検討」は、事前に収録した動画の配信に変更しました。

また、1月24日(日)の第2回「薬局薬剤師のための研究入門講座-1　～日常業務に関連した疑問点解決のための第一歩：研究テーマの設定と論文からの情報収集～」は、Zoomでの実施と事前に収録した動画の配信にて実施しました。

 

〇第1回「薬剤師業務実践講座-1　薬剤師が関わる褥瘡治療と症例検討」

 

 

特別講義・実習統括の講師として、上越地域医療センター病院薬局長、宮川哲也先生にご講演いただきました。瘡の薬物治療を効果的に実践するために、薬剤師が身につける薬剤および医療材料の基礎知識と高齢者の皮膚特性に基づく薬剤を褥瘡内に滞留させるためのスキルについて講演され、褥瘡モデルを用いた外用療法により、現場ですぐに使用できる実践的な講習を行われました。

 

申込者数は14名、講座で学習したことを現場で実践し、その結果をふり返る「ポートフォリオ」の提出数は、8名でした。

 

〇第2回「薬局薬剤師のための研究入門講座-1　～日常業務に関連した疑問点解決のための第一歩：研究テーマの設定と論文からの情報収集～」

 

講師として、本学薬学部薬学科 薬物治療学分野 山田武宏 教授、大滝 康一 准教授、地域医療薬学分野 伊東 佳美 講師が担当しました。臨床研究を始めようとする薬局薬剤師を主な対象とし、薬剤師業務を遂行する上で問題点発見から解決につなげるための過程を学んでいただけるよう、講師の提示した具体的事例（研究論文）について議論しました。

 

申込者数は14名、Zoomでの出席者数数は8名でした。

薬剤師生涯学習センター