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2021年3月10日

ローカル・クリエイターズ・エキシビションに本学学生の作品が展示されました

2021年2月20日(土)、21日(日)札幌市の地下歩行空間北1条イベントスペース(東)にて開催されたローカル・クリエイターズ・エキシビションに本学学生の作品が展示されました。

 

このイベントは、札幌都市圏でメディアアーツ作品の制作や最新テクノロジーを応用した創造的問題解決に取り組む学生たちの作品展示を通し、クリエイター人材の育成や札幌全体のクリエイティビティ喚起、創造都市さっぽろの認知向上を目的としています。

 

今回、本学からは電気電子工学科の学生がメインとなって活動している夢プロジェクト「e² club presents – Installation Artに挑戦!」が制作した作品と、メディアデザイン学科の学生が制作したイラストを組み合わせて出展しました。

 

 

e² club presents – Installation Artに挑戦!の作品は基礎的な電気電子工学秘術とアイデアを組み合わせたinstallation Artです。

人感センサとRGBcolorLED、小型コンピュータを組み込んだ電子基板を256枚(16枚×16列)組み合わせて構成した光のオブジェともいえる作品です。

この作品の前で人が動くと、その動きに合わせて光のパターンが動的に変化していきます。

高さ1.8m、幅4.3mもあるこの大きな作品は遠くから見ても様々な色で光がきらめき、市民の目を楽しませていました。

 

 

メディアデザイン学科の学生が描いたイラストは、「日本海オロロンライン擬人化キャラ補完計画」をテーマにしたものです。

オロロンラインでとは、小樽から稚内まで約380㎞の海岸を走る道を指します。

オロロンラインでつながる留萌振興局管内では、沿岸バス株式会社が『萌えっこキャラクター』というご当地擬人化などの萌えキャラを地域活性化につなげていますが、オロロンライン全線で見ると擬人化されていない地域があります。

そこで、まだ擬人化されていない小樽市、札幌市、石狩市、稚内市のご当地擬人化萌えキャラを制作したものが今回の作品です。

 

 

Installation Artの前を歩くことで、その隙間から4体の擬人化萌えキャラが垣間見えるように配置しました。

当日は、地下歩行空間を行き来する足を止めて光るLEDを興味深げに見ている方、仕組みについて質問をする方もいました。

また、親子連れやキャラクターに興味をもって写真を撮る高校生、本学卒業生など幅広い世代が来場しました。

 

 

2日目の後半は、札幌を拠点とする3名のクリエイターに学生から作品に関するプレゼンテーションを行いました。

その後のディスカッションでは、有意義な情報交換を行うことができました。

 

今回の展示を通して、工学の学びと芸術が融合した北海道科学大学の「ものづくり」を広くアピールできたのではないでしょうか。