未来の博士、ようこそ!身近なフシギを科学しよう。ひらめき☆ときめきサイエンスを実施しました。
2020年10月10日(土)、小学5、6年生を対象に、「ひらめき☆ときめきサイエンス」として、薬学部 戸上紘平准教授による「薬のかたちを体験しよう!~薬を切って、溶かして、打って、光らせて学ぶサイエンス~」、都市環境学科 福原朗子講師による「二酸化炭素って何だろう?クイズと実験で確かめよう!」を開催しました。
「ひらめき☆ときめきサイエンス」とは、日本学術振興会から交付される科学研究費助成事業により行われている最先端の研究成果を小・中学生に体験・実験・講演を通じて分かりやすく紹介し、見る・聞く・触れることで科学の興味深さやおもしろさを感じてもらうものです。
今回は新型コロナウイルス感染症の防止対策として定員の大幅減、都度の換気、手指消毒、マスク着用を徹底し開催いたしました。
以下、当日の様子をご紹介いたします。
1つめのプログラムは、薬学科 戸上紘平准教授による「薬のかたちを体験しよう!~薬を切って、溶かして、打って、光らせて学ぶサイエンス~」です。
「楽しく実験しよう!」をモットーに、実際の研究室を舞台として、薬を分解してみたり、薬の溶け方を調べたり、「薬はどうしてその形なのか?」を実践的に学び、錠剤を打ったり、練り薬を作製するなどの創薬体験も行いました。
見慣れない実験器具の数々、身近な薬に組み込まれていたサイエンスの力に、未来の博士たちは好奇心を育んでいたのではないでしょうか。
2つめのプログラムは、都市環境学科 福原朗子講師による「二酸化炭素って何だろう?クイズと実験で確かめよう!」です。
二酸化炭素と地球温暖化について、炭酸入りのお菓子を使った実験や、○×クイズを通して知識を深め、身近に含まれる二酸化炭素の例として、発泡入浴剤づくりを併せて行いました。
留学生スタッフから世界の温暖化についての話や、福原講師の実際の研究機材も交えた実験体験もあり、二酸化炭素と地球温暖化を多面的に捉えられる機会となったのではないでしょうか。
2021年冬にも、同様にひらめき☆ときめきサイエンスのプログラムを実施予定です。
詳細は決定次第ご案内いたしますので、お待ちください。
なお、新型コロナウイルス感染症対策を鑑み、実施を見合わせることもございますので、予めご了承ください。
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