松﨑博季教授が「音によるエゾシカと車両の衝突回避に関する実験」を行いました
情報工学科の松﨑 博季教授が取り組む「音によるエゾシカと車両の衝突回避に関する研究」の実証実験が、2020年9月15日(火)、帯広市内の牧場で行われました。
北海道では走行中の車両がエゾシカと衝突する事故が多発しています。
松﨑先生は、車両から鹿が警戒する音を発する事で衝突を回避できないか、実用化を目標に研究を行っています。
今回は、超指向性スピーカーを付けた車から実際に音を出しながら走行させ、走行中に音を届けることが出来るのか、どの程度離れた位置から音が聞こえ始めるのか、どの程度横方向に音が届くのかについて実験で確認しました。
実験では400mほど離れた位置から、超指向性スピーカーを取り付けた車両を一定速度(60km/h)で走行させ、道路脇すぐと道路と垂直方向に10m程度離れた位置で収録しました。
この実験の様子はNHK、北海道新聞、十勝毎日新聞、朝日新聞で紹介されました。
またこの研究は、学内の教職員を起点に学内外の人や企業、グループと連携し、新たなプロジェクトに取り組むチームをサポートする+PIT(Professional Innovation Team)に採択されています。
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