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【特集 遠隔授業】全学共通教育部〜オンラインでも伸ばせる英語コミュニケーション力〜

本学では5月11日(月)より遠隔授業を実施しています。

本稿では本学の特色ある遠隔授業について紹介します。

今回は基礎教育、教養教育を受け持つ全学共通教育部の教員が担当している

「インターナショナル・パスポートⅠ」の紹介です。

 

「インターナショナル・パスポートⅠ」は英語でのコミュニケーションと多文化理解に焦点をおいた科目です。通常は対面でおこなっているコミュニケーション活動を、オンラインで実施するために様々な工夫をしています。

 

 

 

例年はプロジェクト活動のひとつとして外国人観光客にインタビューを行い、その資料をもとに気付いたことをプレゼンテーション発表します。

これは、クラス外で実践的な英語コミュニケーションをおこなう重要な学習要素となっています。

今年はこの活動を「HelloTalk」という言語学習者が互いの母語を教え合う学習アプリでおこなっています。学生は自分たちで学習パートナーを見つけてテキスト上で会話をします。わからないことがあれば、教員がフォローに入ります。

 

 

 

プレゼンテーション発表は音声付パワーポイントやビデオなどを学生が作成し、遠隔授業ツール上で発表と互いのフィードバックをします。

また、図書館で洋書を借り内容についてレポートを書く多読学習も、図書館が閉館となって取り組めなくなった代わりに、教員が選定したYouTube上で視聴できるオーディオブックを聴き、音読したデータを提出するスピーキング学習へと変更しました。教員は個々の学生に発音やイントネーションのアドバイスをおこないます。

 

学生インタビューでは、1年生からはやはり対面で授業を受けたいという声があった一方、

教室ではないため、いつもより積極的に発言できるメリットもあるといった感想もありました。遠隔授業は授業に取り組む姿勢にも影響を与えているようです。

興味を持ったら・・・
 全学共通教育部  佐藤 ケイト先生  坂部 俊行先生