前田小学校で出前授業「プログラミングで学ぶ電気の利用」を行いました
2020年1月31日、札幌市立前田小学校にて出前授業「プログラミングで学ぶ電気の利用」を行いました。
2年前の2018年2月26日にも「電気の利用」についての出前授業を実施しており、今回の実施の運びとなりました。
(以前の出前授業の様子はこちら)
今回は、小学6年生約50人に対して、(1)発電を行う様々な方法(2)電気で何ができるの?(3)プログラミングで電気の役割を体感しようの流れに沿い、最後には「みんなで電子楽器」を作るという内容で、電気電子工学科の木村尚仁教授と同学科のアシスタント学生によって授業を行いました。
まず最初は「発電のしくみ」について、クリッカーを使い、デモ測定を見せながら解説を行います。
次いで「電気で何ができるの?」というテーマで、電気の様々な役割(動かす、光らせる、音を鳴らす、計る、情報を扱う)についてクリッカーを使った質問クイズやデモ実験を交えて話をしました。
続いて、micro:bitを使ったプログラミングに取りかかり、傾けると音が鳴るというシンプルな電子楽器を作ります。
マウスの使い方のおさらい、プログラミングを学ぶ意味、micro:bitとはどんなものかの説明の後、ひとり1個ずつmicro:bitを使い、Code Maker でプログラミングを行う基本を実際に作業しながら学んでいきます。
そして今回のメイン、全員で電子楽器を作っていきます。micro:bitが動作すると内蔵のLEDにアイコンを光らせるようにします。また内蔵の加速度センサーを利用して、傾けたときに端子に信号を出力させます。子供たち一人ひとつずつ圧電素子を紙コップの底に貼り付ける作業をしてもらい、それを出力端子に接続。電気の様々な観点からの役割を体感できる内容を意識しています。
最後にドから上のドまで、みんなで実際に演奏を行いました。きれいな音色で見事に成功することができました。
詳しくはこちらをご覧ください。
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