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「北海道科学大学・北海道新聞社包括連携協定記念フォーラム 胆振東部地震1年『防災・減災 はじめの一歩』」を開催しました

2019年9月21日(土)、道新ホールにおいて、北海道科学大学および北海道新聞社主催「北海道科学大学・北海道新聞社包括連携協定記念フォーラム 胆振東部地震1年『防災・減災 はじめの一歩』」を開催しました。

 

このフォーラムは、8月21日(水)に本学と北海道新聞社が包括連携協定を締結したことを記念し、胆振東部地震から1年を節目に、被災地の行政トップや専門家、現地で取材した記者を交え、私たち自身や地域を守るための防災・減災について考えることを目的に開催したものです。この日は、約450名もの方にご来場いただきました。

 

フォーラムは、北海道科学大学高等学校合唱部による合唱「北海道の未来に希望を」で幕を開け、その後主催者挨拶として、苫米地司理事長から、本学の研究や防災に関わる取り組みなどが紹介されました。

 

 

 

基調講演では、慶應義塾大学 環境情報学部 准教授の大木聖子氏が、「人を育む・未来を創る~防災を通した教育~」と題して講演を行いました。地震が発生する仕組みや過去に起きた大震災の規模などについてスライドを用いてわかりやすく解説したほか、高知県の中学校で防災教育の一環として行っている「防災小説」の紹介とその効果についてお話がありました。

 

 

 

パネルディスカッションでは、大木氏、本学建築学科の福島明教授、看護学科の久賀久美子准教授のほか、厚真町長の宮坂尚一朗氏、北海道新聞記者の岩崎あんり氏が意見を交わしました。

宮坂町長や被災地を取材した岩崎氏からは、震災発生時の被災地の状況や、仮設住宅で暮らす被災者の現状などが語られました。福島教授は、住宅の耐震改修の様子などについて、実際の写真や資料を交えながら説明しました。久賀准教授からは、避難所として活用できる可能性がある本学の施設などについて紹介などがありました。

 

 

 

聴講した約450名の参加者は、災害に関わる様々なお話を聞き、防災への理解を深めることができたのではないでしょうか。

 

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イベントチラシ 福島明先生 建築学科 久賀久美子先生 看護学科