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人間社会学科社会学専攻の2年生が余市の農園でフィールドワークを実施しました

2019年6月14日(金)、人間社会学科社会学専攻2年生の科目「人間社会基礎研究」でフィールドワークを実施しました。

 

今回訪れたのは、余市にあるNPO法人北海道エコビレッジ推進プロジェクトが運営する農園「余市エコビレッジ」です。

余市エコビレッジは、「持続可能な暮らしと社会」の推進を目的に、環境的にも社会的にも豊かな“次世代のコミュニティモデル”の探求と実践を行っているユニークな農園です。食料やエネルギーなどを自ら作り出し、できるだけ地域で循環・地産地消するシステムを目指して大学や企業と様々な共同実験なども行っている他、地元のフルーツを使ったスイーツの開発、周辺の農家やワイン醸造所などの生産者と連携して学生や社会人のスタディツアーを開発・実施するなど、地域の活性化や人材教育にも取り組んでいます。

 

 

学生達は、代表の坂本さんから、環境問題や地域課題、今世界で注目されている「トランジションタウン(安い石油の大量消費を前提とした社会から地域をベースとした《しなやかで強い》社会への移行をめざす町)」などについて話を聞いた後、坂本さんやスタッフにインタビューを実施しました。お昼には地域でとれた野菜や鹿肉を使ったランチに舌鼓を打ち、午後からは農園にいる羊の世話や農作業を体験して気持ちのいい汗を流しました。

 

 

 

 

フィールドワーク実施後、学生からは「初めて見るものや初めて触れるものが多く、様々な体験ができたことがとても嬉しかった。スタッフからもとても興味深い話を聞くことができ、自分としては将来に役立つと思った。また、選択肢が増えたという考えにもなった」という声がありました。学生達には、国際経験豊かで英語も堪能なスタッフたちが、好きなことを仕事にして楽しそうに働いているという姿もまた強く印象に残ったようです。

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