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情報工学科の本郷節之教授が第81回情報処理学会全国大会表彰式に出席しました

2019年3月14日(木)~16日(土)に福岡大学にて開催された「情報処理学会第81回全国大会」の表彰式に情報工学科の本郷節之教授が出席し、「大会優秀賞」の表彰を受けました。

本賞の授与は、1年前に開催された第80回大会で発表した研究成果に対するものです。

右から2人目が本郷教授

 

今回表彰を受けた研究は、近年産業界で急速に活用が広がりつつある「ビッグデータ」のプライバシー保護と演算量の削減を同時に実現する技術に関するものです。他人に知られたくないような感染症の罹患者数や、店舗における購買行動の発生件数、人々の所在などの地理的分布のようにプライバシーが含まれた情報を、数学的に証明可能な安全性が保障された手法で守る秘匿処理に対して、演算速度が数倍にもなり得る、画期的高速演算法を新たに提案し、その有効性を実証しました。

ビッグデータの安全な活用を瞬時に実用できるようにすることで、便利で快適なたくさんのサービスが、今後新たに生まれることが期待されます。

 

受賞名:第80回全国大会 大会優秀賞

論文名:集計データへの差分プライバシ適用における特性の一考察Ⅱ

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本郷節之先生 情報工学科 情報処理学会第80回全国大会に関するトピックス