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北海道科学大学高等学校で高大連携授業2年生探究学習を行いました

2019年2月13日(水)、北海道科学大学高等学校において、本学へ進学希望している普通科2年生89名を対象に高大連携探究学習を行いました。

 

系列校である北海道科学大学高校と本学は、高校1年次より大学の学びをより深く知るために高大連携授業を行っていますが、2年生の後期においては、これからの社会で求められる探究する力や仲間と議論する力をこの連携授業を通して身に付けてほしいとの考えから、本学進学希望者を対象に「事前講義」と「探究活動」の2回に渡る探究学習を行います。

 

今回は事前講義として、「ユニバーサルデザイン」をテーマに本学診療放射線学科の菊池明泰准教授(入試広報センター副センター長)が講師を務めました。

講義では、ユニバーサルデザインの7つの原則やバリアフリーとの違いなど、ユニバーサルデザインについての基本的な説明があり、身近にあるバリアフリーやユニバーサルデザインの使用例が紹介されました。

 

 

 

3月12日(火)には今回の講義に基づいて、引き続き探究活動(集団討論とグループ発表)を行い、「日常生活の中にあるUD(ユニバーサルデザイン)に気付く」「『これをUDにできたらいいな』と思うものを見つける」という課題にグループで取り組む予定です。生徒達は、講義の内容を踏まえ各自の意見を持ち寄って、本学学生のサポートのもと集団討論・発表を行い、大学教職員、高校教諭がルーブリック評価表を使って各グループを評価します。また、生徒自身も自己評価を行います。

 

 

今回の探究活動は、現在取り組みを始めています「高大接続強化プロジェクト」のトライアルとして実施しました。

 

生徒の皆さんには、社会人になっても必要とされる力を身に付ける良い機会として、この学習を活かしてほしいと考えています。