北海道科学大学公開講座を開催しました
2018年12月17日(月)、北海道科学大学講義棟(A棟)A308講義室において、北海道科学大学公開講座を開催しました。
この公開講座は、前田キャンパスにある北海道科学大学・同短期大学部のすべての学科より各1回、全15回の講座を予定しております。第11回目の今回は、全学共通教育部の出口寿久教授が「地方創生に求められる地域づくり」と題し、講義を実施しました。
今回は、
『地方創生が求められる背景』、
『求められる「小さな拠点」、地域運営組織づくり』、
『公民館の歴史と地域の活性化』、
『教育にできる地方創生とは?』
の4つのテーマに分けて講義を行いました。
2011年の東日本大震災における避難所開設での地域社会の関わり、道内の人口動態を踏まえた将来の展望や日本で最初に設置された公民館などの具体的な事例を用いながら、これから求められる『地域創生』について分かりやすく解説し、いかにして地域を活性化させるかを考えて頂きました。
また、教育の中で出来る『地域創生』として、地域の実情やニーズを反映させるために、住民が学校運営に参画するコミュニティ・スクールのしくみについても紹介しました。
学校の教職員だけではなく、住民等とも協力しながら地域を担う子どもを育てることの大切さについても理解を深めていただきました。
手稲区でも少子高齢化が差し迫った社会問題となっている中、皆さん熱心に耳を傾けていました。
人口減少が大きな社会問題となっている中、本講義が地域活性化の一助となれば幸いです。
地域貢献をブランドビジョンに掲げている本学では今後とも地域との連携を大切にしていきたいと考えております。
出口寿久先生 |
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