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北海道科学大学公開講座を開催しました

平成30年7月11日(水)、北海道科学大学講義棟(G棟)において、北海道科学大学公開講座を開催しました。

 

今回は、東京慈恵会医科大学 解剖学講座教授であり、NPO法人カラーユニバーサルデザイン機構 副理事長の岡部正隆氏をお招きし、「色覚の多様性とカラーユニバーサルデザイン」をテーマに講座を行いました。

 

はじめに、色覚には多様なタイプがあり、大多数の赤みを感じやすいC型、青みを感じやすいP型、D型などがあり、それぞれ見分けるのが得意な色があるだけで、感覚の多様性の1つとして捉えることができるというお話がありました。

続いて、色を見分ける能力が劣っているわけではないのに日常生活に支障が出てしまう理由について、社会がP型やD型色覚の人に適応できていないことが要因であると解説がありました。

社会が適応できていないとはどういうことなのか、それらを改善するために現在どのような工夫がされているのか、カラーユニバーサルデザインの具体例なども交えながら、わかりやすく解説していただきました。

 

 

 

今回の講座を通して、色覚の多様性や身の周りにおけるカラーユニバーサルデザインについて理解を深めていただくことができたのではないでしょうか。

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